水道水とミネラルウォーターの水質基準どちらが安全?

      2017/01/08

水道

水道水に含まれる塩素はアトピーを悪化させるという話はよく聞きますね。

実際どうなんでしょうか?

僕の結論ではアトピーの人は水道水は飲まない方がいい。飲むなら浄水器を付けるなどの工夫をしましょう、です。

水道水とアトピーの関連性はまぁ賛否両論ありますし、水道水からミネラルウォーターに変えたらアトピーが治るっていうほどアトピーは簡単な話ではありません。

ただ、体が健康に近づけばアトピーも完治に向かうっていうのが僕の考えなので、そのために飲み水を変えるというのは良い選択だと思うので、水道水を飲むのを控えた方がいいと思うんです。

 

日本の水道水は世界の中でもトップクラスの安全レベル

アトピーを治すために水道水を止めましょうとは言いますが、誤解しないでほしいのは日本の水道水は世界レベルで安全なのです。

日本の水道水は厚生労働省が定めた水道法という厳格な基準によって管理されています。

現在51項目の管理基準によって水質の基準が定められています。

この水質基準というのはWHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインをもとに様々な研究、調査をかさね、国が取り決めたガイドラインなのです。

トリハロメタンやダイオキシン、塩素なんかの基準もクリアしていてなんの心配もないのです。

つまり水道水は毎日安心して飲める水なのです。

 

塩素は体に悪い?

塩素は水道水を消毒するために入れるものです。

病原菌等には消毒効果がありますが、人体への影響はありません。

次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸路ナトリウムなどで大腸菌などのさまざまな有害物質を殺菌しています。

塩素を入れないと菌が繁殖しとても毎日飲めるような水にはなりません。

WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインには塩素は1リットルに対し5ミリグラムと決められています。

それに対して日本の水道水は1リットルに対し1ミリグラム以下で確保できるように管理されています。

日本の水道水って衛生的で安全なんですね~

東京都水道局のQ&Aに詳しく載っていますのでもっと知りたい人はこちらからどうぞ!

東京都水道局 よくある質問

 

ミネラルウォーターよりも水道水?

水道水が安全なのはわかった。でもミネラルウォーターと比べてどうなの?ってとこ。

まずミネラルウォーターは農林水産省のガイドラインにより4つに分類されます。

ナチュラルウォーター:ミネラルの溶け出しが少ない地下水が原料。ミネラルがほとんど含まれていなくてもよい。処理方法はろ過、沈殿、加熱殺菌。

ナチュラルミネラルウォーター:ミネラルが溶け出した地下水が原料。処理方法はろ過、沈殿、加熱殺菌。

ミネラルウォーター:ミネラルが溶け出した地下水が原料。複数のミネラルウォーターをブレンドさせ、ミネラル分を調整してもよい。処理方法はろ過、沈殿、加熱殺菌、オゾン殺菌、紫外線殺菌など。

ボトルドウォーター:飲料可能な水。水道水でもよい。基本はろ過、沈殿、加熱殺菌。地下水以外は食品衛生法の基準に基づく殺菌。

ちょっとわかりにくいですね。基本的には地下水だけど、地下水じゃないもの、ミネラル分を含んでないものもあるし、複数の水源の水を混ぜたりもするよーってなんか怪しく聞こえますね笑

農林水産省のガイドラインを一応貼っておきますね。

農林水産省 ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン

 

水道水との水質の基準の比較

ミネラルウォーターの水質の基準は水道法ではなく、食品衛生法で定められています。どちらも厚生労働省の定めた厳しい基準です。

しかし検査項目が水道法で定められた水道水では51項目

食品衛生法で定められたミネラルウォーターでは18項目(厳密に言うと殺菌、除菌ありのもの、なしのもので項目が違う)

水道水の水質基準方が厳しいんですね。

 

なぜ水道水の方が基準が厳しい?

水道法で定められた水道水は毎日安心して飲むことを想定して作られたものだから。そして飲料水としてだけではなく、生活用水としても利用するので、飲むことだけなら問題ないけど、その他で弊害が起きる物質があったりして、検査項目が増えたり、基準が厳しくなっているんですね。

そのためミネラルウォーターにはない検査項目があったりします。

毎日使うんだからきちんとした基準にしてくれないと困りますよね。

 

ミネラルウォーターは安全とは言えないのか?

上で書いた理由から、ミネラルウォーターの基準は水道水よりも緩いです。

理由は他にもあって、ミネラルウォーターは食品衛生法で「嗜好品」に分類されます。

嗜好品っていうのはお茶やコーヒーなどと同じで、個人が自由に選んで楽しむものです。

毎日飲むことを想定していなので、基準は水道水より緩くなるのは当然といえば当然です。

お茶やコーヒーにもカフェインなど取りすぎに注意しなければならないものも入っています。だからって危険だ!とはならないですよね?(毎日大量に摂取していれば弊害はあるかも)

ミネラルウォーターもそれと同じです。

それにミネラルウォーター自体が自然のものをそのまま取りましょうというものなので、水道法のような厳しい基準にかけること自体がちょっとずれているとも僕は思います。

なのであんまり神経質にならないでいいです。食品衛生法でちゃんと安全基準満たしています。

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まとめ

水道水は飲料水としてもそれ以外の生活用水としての基準もクリアしなければならないので厳しい水質基準がある。

塩素は人体に無害。

ミネラルウォーターはそもそも嗜好品としての水。

ミネラルウォーターは水道水よりもおいしいです。

カルキ(塩素)のにおいもしないし、口当たりがまろやかだったりします。料理によっておいしさを引き立てる水なんかもあります。

そしてミネラルも摂取できるという点においては水道水よりも勝っています。(まぁミネラルウォーターから摂れるミネラルってすごい微量なんですけど)

健康効果のあるミネラルウォーターはあります。

何を選ぶかは個人の自由なので塩素に害はなくても、水道水の方が厳しい検査基準でも、ミネラルウォーターを選ぶのは間違っていないと思います。

でもこれだけだとミネラルウォーターより厳しい基準をクリアした水道水の方がいいと思う人が多いと思います。

それでもいいんですけど僕はアトピーの人は水道水はやっぱり飲まない方がいいんじゃないかな~と思うわけですよ。

水道水が安全、塩素は無害だというデータもあるんですけど、僕自身が水を変えてアトピー性皮膚炎、腸内環境改善に効果があったという自信があるんですよね。

水道水と腸内環境の記事はこっちの記事で書きました。

水道水は安全?塩素がアトピーや腸内環境を悪化させる? アトピー、腸内環境の事を考えるなら僕は水道水を飲まない方が良いと思っている。 でも、塩素って実はお風呂からの方が体内に取り込む量が多い。 塩素は気化しやすいからお風呂の湯気って塩素が溶け込んでる。でそれを吸い込んでるわけだけど、それって実は水道水を飲んで取り込む塩素の量より全然多いってことがわかっている。 だから塩素怖いから浄水器つけようかな~って人は先にお風呂の塩素除去から取り組んだ方が良い。 塩素は無害だとされているけどやっぱり肌へのダメージってのはあるし、アトピーだとなおさら痒みに繋がるから飲み水を変えるよりも効果がわかりやすい。 塩素除去についてはこっちで書いたから気になる人は参考にしてください。 シャワーヘッド交換で塩素除去するだけでアトピー改善するからおすすめ 僕自身もそうだし塩素を避けてアトピーが良くなった事例はあるから、塩素は飲み水とお風呂の両方の視点から考えて対策すればめっちゃ効果上がります。



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