自律神経の乱れが血流を悪くし、免疫力を低下させてアトピーを悪化させている!腸内環境の改善で自律神経のバランスは整う!

   

森林

アトピー性皮膚炎は免疫力を高めることで治ります!

もうそんな話はうんざりするほど聞いてきたし、検索してもやたらと免疫力を上げてアトピーを治しましょうということが出てくると思います。

まぁうさんくさいけどその通りです。

免疫力さえ高ければ何しても良い、それだけでアトピーが治るのかは別問題ですが、免疫力を上げることがアトピー治療、健康に生きるために必要なことです。

免疫力を高める方法とは、血流を上げること。

そして血行を上げるには自律神経のバランスを整え働きを高めること。

自律神経のバランスを保ち、高いレベルに引き上げるには腸内環境を改善し、腸の働きを高めること。

なんでもかんでも腸内環境に結び付けてますが、いや、マジでそうです。

なんでも腸内環境です。

腸内環境こそ健康に生きる、アトピーを治す上で一番大切なことなんです。

その前に自律神経とアトピーの関係を知っておいて、頭の中の疑問やもやもやをすっきりさせておくことをオススメします。

自律神経の話もめちゃくちゃ長くなってしまうので、何回かに記事を分けて書きますが、この記事ではまず自律神経の仕組みや体の中で起こる変化などについてざっくり説明していきます。

 

 自律神経の働き

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、これをまとめて自律神経と呼びます。

そしてそれぞれに役割が違いますが、内臓や血管、免疫力をコントロールしていて、体は無意識のうちにこの2つの自律神経を切り替えながら生活しています。

つまり、血液循環、呼吸、消化吸収、排泄、免疫、代謝、内分泌、すべての機能を調節しているのが自律神経です。

この交感神経、副交感神経の切り替えがうまくできないときに、体は調子を悪くし、病気や体の不調の原因になっているのです。

また、どちらか一方の自律神経だけ働きが悪くなっていたり、そもそも交感神経も副交感神経も両方ともうまく機能していない状態も、体のパフォーマンスは悪くなります。

医学的に見ると、副交感神経が正義の味方、自律神経が悪者扱いされている風潮が強いです。

しかし、アトピーでは逆に副交感神経が悪者扱いされている記事をよく見かけます。

はたしてどっちがいいのか?

どちらか片方を優位にしようというのではなく、体が最も良い状態というのは交感神経も副交感神経もどちらも高いレベルを保ち、バランスが取れている状態なので、アトピー治療でもそこを目指していくべきです。

自律神経が乱れていると、体のすべての機能が悪くなるので、自律神経のバランスを適正に保ち、交感神経、副交感神経ともに高いレベルで働くようにすることが、健康、そしてアトピー治療においても重要になってきます。

まずはそれぞれの働きを簡単に説明します。

 

交感神経の働き

交感神経の働きは主に

  • 体をアクティブな状態にする
  • 白血球の中の顆粒球が増える
  • 血管が収縮する
  • 臓器が活発に動く
  • 血圧が上がる
  • 呼吸が早く浅くなる

などが挙げられます。

車で例えるとアクセルの役割を担うのが交感神経です。

交感神経が高い状態の体は戦闘態勢だとよく言われています。

緊張状態や、スポーツや仕事など、体が高いパフォーマンスを求められる時に活躍してくれます。

日中はこの交感神経の働きが高くなり、活動的になります。

 

交感神経優位の状態が続くとどうなるのか

一般的に交感神経優位の状態が続くと健康を害し、現代人は交感神経優位になっている場合がほとんどだと言われています。

過度の緊張状態やストレスが高まると、交感神経が優位になり、体は常に戦闘態勢になっているため、休む暇がありません。

 なにより交感神経が優位の状態が続くことの一番の害は血行が悪くなることです。 

血管が収縮するということは血管が細くなるので、毛細血管のような元から細い血管はさらに血流が悪くなり、各細胞へ栄養や酸素と老廃物の受け渡しが滞ります。

そして、細くなった血管の中を赤血球や白血球、血小板などが流れる際に血管の内壁を傷つけ、血管がボロボロになります。

さらに、血流が悪いと血液自体も汚れていくため、どんどん体の中が汚れていきます。

血流が悪いと内臓の機能が悪くなり、消化吸収も十分に行えず、腸内で食べ物が腐敗していきます。

その腐敗した食べ物の毒素が腸内細菌のバランスを崩し、血液を汚れさせ、その汚れた血液を処理する腎臓や肝臓にも負担をかけ、さらには全身に周り、病気やアトピーを引き起こします。

さらに白血球内の顆粒球が決済酸素をばらまくので、炎症があちこちで起こり、顆粒球のうちの一つの好酸球が免疫異常を引き起こすこともまた、アトピーを悪化させる要因になります。

 

こうやって書くと交感神経が優位の状態が続くってのは怖いですねマジで。

 

副交感神経の働き

副交感神経の働きは主に

  • 体をリラックス状態にする
  • 白血球の中のリンパ球を増やす
  • 血管を拡張する
  • 臓器が休まる
  • 胃腸の働きを活発にさせる
  • 血圧が下がる
  • 呼吸がゆっくり深くなる

などが挙げられます。

車で例えるとブレーキの役割です。

リラックスした状態や、食後、就寝前など体が休もうとするときに副交感神経が優位になります。

夕方から夜にかけてはこの副交感神経が高くなり、体は休息状態に入ります。

 

副交感神経優位の状態が続くとどうなるのか

交感神経優位の状態が健康に悪いというのは上で説明した通りです。

一般的に交感神経優位の状態が健康に悪いと言われているのはそうですが、アトピーに関しては逆で、副交感神経優位だとアトピーになるという情報が良く出てきます。

副交感神経優位の状態が果たして本当にアトピーに悪いのか?

副交感神経優位になると、白血球のリンパ球が増え、これも免疫異常を引き起こし、アトピーやアレルギーの原因となります。

過剰な免疫反応はこのリンパ球のせいでもあります。

アトピーで夕方や寝る前に以上に痒くなるのは、副交感神経のせいだ!とか言われますが、人間の体はそうなっているので、副交感神経そのものが悪いわけではないのです。

問題は交感神経と副交感神経のバランスが悪く、切り替わるときの振れ幅が大きいと調子を悪くするということです。

日ごろから高いレベルで自律神経のバランスが取れていれば、夜になって交感神経優位から副交感神経優位に傾いてもあの強烈な痒みは襲ってきません。

だからアトピーにとって副交感神経は悪者ではありません。

アトピーを治すためには副交感神経の働きを抑えて交感神経優位の体作りを心がけよう!とか間違いだしやばすぎます。

 大事なのはバランス。 自律神経の乱れを整える。 これがアトピーを制す方法です。 

 

ちなみに一般に副交感神経優位だとうつ病などの症状になりやすいそうです。

ずっとリラックス状態でいるということはオン、オフの切り替えができないということなので日中の眠気や記憶力の低下、ぼーっとする、やる気が起きないなどもあります。

やっぱりバランスですね。

 

交感神経と副交感神経のバランスが取れて体は良い状態になる

交感神経も副交感神経も両方大切で、どちらか一方の働きが高ければ良いということでない。

車で例えると交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役割。

アクセルだけ調子が良くても、ブレーキだけよく効いてもどちらも良い車とは言えないですよね?

両方よく効いて初めて良い車です。人間の体もこれと同じ。

交感神経と副交感神経の両方の働きを高めてバランスを取ることで、体は一番良い状態と言えます。

 

アトピーの人は自律神経優位の状態が続いている

アトピーは交感神経優位なのか?副交感神経優位なのか?いったいどっちなの?

アトピーの痒みは副交感神経によるものだから、交感神経の働きを高めようとかみるけど本当はどっち?

結論から言うとアトピーの人は基本的に交感神経優位と言えます。

日ごろ交感神経優位の状態が続いているので、夕方や寝る前になって副交感神経に切り替わるときに、その振れ幅が大きくなるので、副交感神経の働きが過剰に感じやすくなっているのです。

そもそもどちらかを優位にしようという考え自体が微妙で、どちらも高いレベルでバランスを整えようというのが本来の自律神経のバランスの整え方です。

副交感神経優位だとリンパ球が増えて免疫異常が起きると言われますが、交感神経優位が続いて顆粒球が増えても免疫異常は起こります。

顆粒球は異物を取り込み、みずからが持つ分解酵素と活性酸素によって処理します。

顆粒球の数と体内に侵入してくる最近のバランスがいいときは何も問題はないのですが、あまり細菌がないのに、交感神経が過剰に優位になることで顆粒球が増えすぎてしまうと、健康維持に必要な常在菌まで殺してしまい、かえって免疫力をさげることになってしまいます。

また、使われない顆粒球が残ってしまうことも問題です。

顆粒球の寿命は2~3日と短いうえ、顆粒球は死ぬときに、持っていた「活性酸素」をばらまいて細胞を傷つけてしまうからです。

反対に、副交感神経が優位になると、リンパ球が増えるので、基本的には抗原に対する反応が早くなり、ウイルスに感染しにくくなるので、やはり免疫力は上がります。

ところが。リンパ球も増えすぎはやはりよくありません。

副交感神経が過剰に優位な状態が長く続きリンパ球が増えすぎると、抗原に敏感になりすぎて、ほんのわずかな抗原にも反応してしまう「アレルギー」を起こしやすくなります。

つまり、免疫力という視点から見ても、自律神経のバランスが良い時がもっとも免疫力が高い、体にとっていい状態といえるのです。

小林弘幸著:なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める より引用

小林弘幸先生の『なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める』という本は、自律神経の働きを知りたい人が最初に読むのにぴったりの本です。

 

交感神経が過剰に働くことで血流が悪くなること、これが一番アトピーにとって悪いことなのです。

その結果、内臓の血行も悪くなり、胃腸の機能も低下し、十分に食べても食べ物の消化吸収能力が低下して栄養が不足しがちになる。

それだけではなく、消化できなかった食べ物が腸内で腐敗し毒素を出し、それを処理する肝臓や腎臓も疲れてしまい、さらには汚れた血液が体中を巡る悪循環になり、体の中は大変です。

血管が細くなることで、血管の内壁の細胞が傷つき血管もボロボロになっていきます。

体はアトピーの炎症を治すどころじゃないです。

 

自律神経を整える方法

健康な体、免疫力は血液、血行で決まると言ってもいいです。

血の巡りが悪いとアトピーの治療で何をしても効果は半減する。そして、血行が悪いということは思っている以上に体に悪いことばかりです。

そして、血流を良くするためには自律神経のバランスを整え、なおかつ自律神経の働きを高めることです。

血流の良し悪しを決めているのは実は自律神経です。

自律神経のバランスを適切に保ち、働きを高めるために特別なことは必要ないですが、自分で意識してコントロールすることは結構難しいです。

副交感神経を高めて自律神経のバランスを整えよう!とよく言われますが、現代人の生活はどうしても交感神経が働きすぎてしまいます。

  • ストレスの感じる生活
  • 睡眠不足
  • 乱れた食生活
  • 体の歪み
  • スマホやパソコン、テレビなどの刺激
  • 運動不足

交感神経が悪者なんじゃなくて、問題は交感神経を働きさせ過ぎてしまう生活なんですね。

こういった生活習慣を改めていけば自律神経も整っていくのですが、そうはいっても仕事の都合もあるしなかなか簡単じゃないです。

簡単にできる方法としては呼吸を整えること。

深い呼吸はそれだけで自律神経を整えてくれます。

さきほど紹介した小林弘幸先生の本にも呼吸の大切さと自律神経を整えるための有効さが書かれています。

そして睡眠不足は自律神経のバランスを一発で乱れさせます。

だからできるだけ早く寝ること。

 

自律神経のバランスを整えるには腸内環境を整えることが一番の近道

自律神経のバランスを整えるために呼吸を整えることも早く寝ることも重要ですが、すでに自律神経の乱れ切った人はそれすら難しかったり、効果を感じられないかもしれません。

なので、最も簡単で効果的なのは腸内環境を整えることです。

自律神経は腸と密接な関係があります。

自律神経の乱れた人は腸内環境も乱れている場合がほとんどです。

自律神経が整えば腸内環境も良くなっていきます。

逆に腸内環境が整えば自律神経のバランスも整っていきます!

自律神経のバランスのいい人は腸の状態が良く、自律神経のバランスが悪い人は腸の状態も悪い。

同じく、腸の状態の良い人は自律神経のバランスが整いやすく、腸の状態の悪い人は自律神経のバランスも整いにくいということです。

小林弘幸著:なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める より引用

 

腸をコントロールする基本は運動と食生活の改善なのですが、強度の便秘になってしまった人の場合、それだけではなかなか腸内環境までは改善してくれません。

彼らが、便秘にいいといわれていることをいろいろ試していながら芳しい効果が出ないのは、実はこの腸内環境の改善がうまくいっていないからなのです。

ここで力を発揮してくれるのが整腸剤です。

~中略~

こうして腸内細菌のコントロールができると、運動や食事の効果が上がることはもちろん、自律神経のバランスを整える力もアップします。

小林弘幸著:なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める より引用

生活習慣を変えるよりも腸内環境を整える方が簡単です。

腸内環境は乳酸菌サプリで整えることができるからです。

腸内環境が整えば、自律神経も整って今行っているアトピー対策ももっと効果が表れてくるはずです。

 分子栄養学では栄養の量や抗酸化物質を積極的に摂ることが健康につながるという考え方で、それについては僕も正しいと思って実践していますが、腸の状態が悪いとそれも効果は半減してしまうので、分子栄養学の視点と自律神経の乱れという視点の両方から見ても腸内環境が大事なんだと言えるわけです。 

 

僕のおすすめの乳酸菌サプリは善玉元気という整腸剤です。

これについてはこのブログで散々おすすめしてきて、マジでこれ今まで使ってきた乳酸菌サプリの中で一番良いからほんとに試してみてほしいんですよね。

詳しくはこっちの記事で書いてあるんだけどね。

善玉元気はアトピー対策で1番オススメの乳酸菌サプリ

自律神経について書くとものすごい量になるし、難しい分野なので僕もまだまだ勉強中だけど、アトピーを治したい、健康に生きたいなら押さえておかないといけない分野です。

今のところアトピーは皮膚科の力だけでは治らない病気。

アトピーを治すには結局自分自身が知識をつけていくことが必要になってくる。

アトピーの治し方なんてなのはその人によって変わってくるし原因も様々。

自分にあった治療法もそれぞれ違う。

でも、アトピーを治す方法じゃなくて健康になる方法はほとんどの人が同じはず。

健康になればアトピーも治る、そう思ってやってきた結果僕はアトピーの苦しみから解放されて今があります。

分子栄養学や自律神経、腸内環境を整えることはどれも健康にいきるための方法であり、全ても人に共通するはずです。

その健康法のどれにも共通するのは腸内環境の改善です。

自律神経のバランスを整えるためにも、まずは腸内環境の改善が効果的ですよ!

 

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