運動でアトピーが悪化することもあるよ!汗による細菌の繁殖を防ぎ抗酸化物質、ビタミンの摂取も意識しよう!

      2017/10/17

アトピー性皮膚炎を治すために運動が効果的なのは間違いないです。

適正な運動は健康レベルを引き上げます。

そしてアトピーの人は運動不足で基礎代謝や血液の流れが悪くなっていることが多いです。

運動でアトピーを治す!そう思って一生懸命運動している方も多いと思いますが、むやみに運動だけしてもアトピーは治らずに逆に運動でアトピーが悪化することも良くあります。

運動でアトピーが悪化する、良くなる、汗をかいた方が良い、汗をかくとアトピーが悪化する、検索するとどっちも出てくるから実際どうなの?ってとこに僕の経験と分子栄養学の視点から見てお答えします。

結論から言うと運動はアトピーを良くするために必要ですが、それと同時にビタミン、ミネラル、抗酸化物質、タンパク質をしっかり摂り、汗による細菌対策と良質な睡眠をとってしっかり体を修復させないと、悪化してしまうこともあります。

運動でアトピーが悪化するのは、運動によって発生する活性酸素の害と、汗をそのままにして皮膚に細菌が増えること、睡眠不足によって体が修復しきれずに肌の修復が後回しになることなどが主な原因。

それぞれ対策しながら運動も継続すれば絶対に効果は表れます!

運動の力を信じるんだ!

 

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激しい運動をむやみにすると逆にアトピーが悪化することも

アトピー対策に運動は効果的ですが、激しい運動だけではアトピーが悪化することもあります。

その理由を説明しているサイトは意外と少ないな~と思ったで、それぞれの理由をざっくり説明します。

 

運動をすると体内で活性酸素が発生する

活性酸素の害をいかに減らすかが健康に良きるために重要なポイント、そしてアトピーを治すためにも重要になってきます。

活性酸素は生きている以上絶対に発生する物質で、細胞を破壊する性質を持っています。

これが老化や病気の原因になるんですよね。

活性酸素はエネルギー生産の際にも発生するので、運動をすると活性酸素が大量に発生します。

アトピーも活性酸素によって悪化します。

活性酸素の害なんて実感することはないけど、知らず知らずのうちに悪さをするので甘く見るとけっこうやばいです。

運動をすると免疫力が一時的に低下する

運動は免疫力を高めるために有効ですが、実は激しい運動をした後は免疫力が一時的に低下することがわかっています。

運動による免疫力低下のグラフ

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20130322/148842/?P=2より引用

このグラフのNK活性というのはナチュラルキラー細胞(NK細胞)の事です。

ナチュナルキラー細胞は運動時には活性が高まりますが、運動後は徐々に低下していきます。

しかし日常的に運動を行っている人はすぐにこのNK細胞の活性が運動をしていない人よりも高いので、激しい運動をたまにするよりは、軽い運動を継続している方が免疫力は高くなります。

ナチュラルキラー細胞はウイルスや外敵をやっつけてくれる免疫細胞なのですが、ナチュナルキラー細胞はストレスにより一気に低下してしまいます。

運動は一種のストレスです。

運動が好きな人でも一定のストレスを体は感じます。

それが運動が嫌いな人や無理して運動している人はいっそうストレスを感じる事でしょう。

ましてや睡眠時間を削ってまで走ったりしている人!早く寝て!

 

筋肉の修復に栄養が優先され、肌の再生が後回しにされる

運動をした後体は運動によって傷ついた体の修復に栄養を優先的に使います。

そうすると本来使われるはずだったアトピーで傷ついた肌の修復まで栄養が回らなくなってしまいます。

もともと肌は栄養が回ってくる優先度が低いです。

肌よりも生命維持に必要な臓器などから優先的に栄養が使われ、余った栄養が肌に回ってくるのです。

運動によって傷ついた細胞の修復に普段よりも栄養が使われるので、肌に回てくる栄養はもっと少なくなってしまいます。

 

運動によってかいた汗で細菌が繁殖する

アトピーの人は汗腺の能力が低下しています。

これは自律神経の乱れや運動不足で汗腺の機能が低下していること、ヒスタミンの過剰分泌によるものなどいくつか理由があります。

こうした理由からアトピー性皮膚炎で汗腺機能が低下すると、汗をかくと蕁麻疹がでる(コリン性蕁麻疹)になってしまうこともあります。

これはアセチルコリンという神経伝達物質が汗腺から排泄されずにたまり、過剰に反応して痒くなるしくみです。

そして汗には皮膚の常在菌を調節する抗菌ペプチドの量が含まれているのですが、アトピーだとこの抗菌ペプチドが少ないことがわかっています。

なので普段汗をかかないアトピーの人が運動によって汗をかくとものすごく痒い、そして皮膚の常在菌をうまくコントロールできないので皮膚に細菌が異常繁殖し、さらに炎症や痒みが発生するという負のスパイラルに陥ります。

 

運動は正しく行えば健康レベルを引き上げアトピー改善にも効果がある

ここまで読んでくれた方は「うわ、運動最悪じゃんもう絶対運動しない」って思ったかもしれませんが、適切な運動を継続することは健康レベルを引き上げるために重要です。

なんで運動しているのにアトピー悪化してんだよ!って人にわかりやすく伝えたかったので長くなっちゃいました。

運動の健康効果を最大にするため、運動でアトピーを悪化させないためにはいくつかのポイントがあります。

これを守ってれば運動してもアトピーは悪化せずにむしろ良くなっていきますよ!

 

運動がアトピー完治に効果がある根拠

運動不足がアトピーを悪化させること、運動が健康増進、アトピーに効果があるのはなんとなくではなくしっかりとした理由があります。

まず運動不足だと基礎代謝が悪くなります。

基礎代謝が悪くなると体にとってデメリットばかりです。

運動することにより基礎代謝が上がることで、アトピーにもいい影響がたくさんあります!

 

血行が良くなります。

運動不足で基礎代謝が悪くなると血行が悪くなります。

血行が悪くなると、栄養や不要物の運搬がスムーズにできなくなるので、体の中に老廃物が溜まりやすく、栄養も届きにくいので新陳代謝が悪くなり、肌や細胞がうまく作り変えられなくなります。

そして血行が悪いと血液の浄化作用も低下するので血液自体も汚れていきます。

アトピー治療において血行、キレイな血液はとても大事です。

運動をすることで血行が良くなり、栄養も隅々まで届けやすくなり、老廃物や有害物質の排出も促進されて血液も細胞もきれいになっていきます。

新陳代謝が悪いとどんなに栄養を摂っても吸収力も低く、細胞に満足に届けることもできない。

運動をして代謝、血行を上げることで摂取した栄養は無駄にならないのです!

 

リンパの流れも良くなり、解毒力、免疫力が上がる

運動によって良くなるのは血液だけではなく、リンパの流れも良く良ります。

リンパの主な働きは排泄、と免疫です。

リンパは血液が処理できなかった老廃物や不要物をリンパの流れに乗せ、排出します。

さらにウイルスや外敵を撃退するので、リンパの働きが低下すると免疫力も低くなります。

運動不足でリンパの流れが悪くなると本来肝臓で処理されるはずの老廃物や不要物が体内に溜まり、炎症が悪化してしまうのです。

血液の循環は心臓がポンプの役割をしていますが、リンパの場合は筋肉です。

また、筋肉を鍛えることで、血液の循環も良くなります!

運動によってリンパの流れも良くなると、老廃物の排出と免疫力が上がり、体全体の解毒力が高まるのです。

 

体温が上がり免疫力が上がる

低体温だといろいろな病気にかかりやすくなります。

もちろんアトピーにとっても悪い影響ばかりです。

体温が1度下がると免疫力は約30%も低下すると言われています。

そして、体温が低いと腸内環境も悪くなるので、体温を上げることで健康に近づき、アトピー改善への道も見えてくるのです!

 

自律神経が整う

自律神経の乱れも健康、アトピーには大敵です。

自律神経の乱れを改善し、交感神経、副交感神経の両方とも高いレベルを保つことが健康で過ごすために大切だと言えます。

運動は自律神経のトレーニングには最適です。

運動によって自律神経が鍛えられ、バランスを取り戻すことができます。

自律神経の働きや鍛え方は小林弘幸先生の『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』という本がおすすめです。

自律神経の重要さがわかったきっかけになった本なので、

 

アトピー改善には激しい運動は必要ない

アトピーにはランニングが良いとか、ジムに通うべき!とかやたらと強度の高い運動を始めようという人が多いですが、アトピー改善にそんなきつい運動は特に必要ありません。

むしろ過度の運動は危険です。

さっきも書いたけど、過度の運動を無理してやっても、活性酸素やストレスの害なども大きくなります。

無理するとろくなことがないです。

ちょっと動くだけで皮膚が裂けるような重症の人は無理して運動することはないです。

無理してやる運動は活性酸素を増やしまくるので、逆効果です!

精神的には解放感があっても、体はストレスを感じているかもしれない。

~中略~

ただ、趣味でスポーツをやるにしても、できるだけ健康を損なわないような配慮はしたほうがいい。

活性酸素が大量発生することはわかっているんだから、対抗手段としてスカベンジャーを普段以上に摂取してから運動することが望ましい。

三石巌著:健康自主管理のための栄養学より引用

ここで言っているスカベンジャーとは抗酸化物質のことです。

三石先生は抗酸化物質を体内の掃除屋という意味でスカベンジ(掃除する)からこう呼んでいます。

まずは自分のペースで無理なくなるべく楽しみながらできる程度の運動から始めましょう。

 

血行の良い体作りのための運動やストレッチが重要

アトピーを治すために運動して、何もムキムキになる必要はないです。

適度に運動をする習慣をつけ、血行を良くし、免疫力の底上げをすること。

汗がかけるように汗腺を鍛えること。

自律神経のトレーニング。

運動不足で衰えた筋肉や心肺機能、姿勢の悪さの改善。

これらができていればいいので、ジムに通う必要も毎日1時間ランニングする必要もありません。

ストレッチや10分程度のウォーキング、自宅でもできるスクワットや腕立て伏せ、腹筋などのトレーニングで十分です。

もっといえば逆立ちだけでも十分効果があります。

むしろ逆立ちは手軽で健康効果も高いので超おすすめです!

逆立ち健康法の効果がハンパない。逆立ちこそ最高の健康法!

体がかたいということは血液の流れも悪くなりがちなので、適度に伸ばしてやることが必要。

体が柔らかくなると疲れにくくなるしメリットばかりですよ!

 

皮膚の細菌対策

運動後に皮膚が痒くなるのは血行が良くなることと、汗をそのままにして皮膚の細菌が増えること、アセチルコリンという神経伝達物質によるものです。

運動によって血管が拡張されて起こる痒みは、毛細血管周辺の神経が刺激されて起こる痒みなので、普段から血行が良ければ運動後の血管の広がりによる痒みは起こりません。

汗をかくと蕁麻疹がでる、痒くなるのはアセチルコリンによるコリン性蕁麻疹ですが、これは汗腺の機能の低下によって、感染からアセチルコリンが排出されないのが原因なので、汗腺の機能を鍛えれば改善されます。

なので、重要なのは皮膚の細菌対策です。

アトピーの人の肌は皮膚のバリア機能が乱れ、常在菌のバランスも崩れています。

なのでバリア機能を高めるためにしっかりステロイドなどで炎症を止めること、場合によっては抗菌剤も使用する。

そして肌の潤いを保てるようにセラミドを補給してあげる。

nmfと細胞間脂質の働き

https://cella.jp/skin_care/detail.php?p_id=1080より引用

セラミドは細胞間脂質のひとつで、こいつがないといくら保湿しても水分をキープすることができないのですぐに乾燥してしまいます。

乾燥した肌というのはスカスカなので、バリア機能が低くアレルゲンに侵入されやすいです。

なので保湿剤はセラミド入りのものを選びましょう。

僕はメディプラスゲルを使用してます。

セラミド入りの保湿剤は高価なものばかりなのですが、メディプラスゲルはコスパも良く日常的に使うのはちょうどいいのでオススメです。

メディプラスゲルはアトピーにオススメのコスパ最強保湿剤!口コミで話題のオールインワンジェルの効果とは?

運動で汗をかいたらこまめに拭き取って菌を繁殖させないように気を付けること。

皮膚の細菌対策で簡単なのが殺菌作用のある石鹸を使うこと。

僕のおすすめは薬用柿渋エチケットソープ・プレミアムです。

柿渋石鹸はたくさん種類があるけどわりと高い物が多いけど、エテルノの柿渋石鹸はその中でも安く、成分も良いです。

殺菌力の高いだけのものはたくさんあるけど、それだと皮脂も落とし過ぎてしまうので、アトピーも悪化する。

薬用柿渋エチケットソープ・プレミアムはは殺菌力は高いが洗浄力はマイルドなので、アトピーや脂漏性皮膚炎にめちゃおすすめの石鹸。

もとは加齢臭対策用の石鹸ですが、皮膚のカビ菌や最近にもしっかり効果を発揮してくれます。

 

活性酸素対策、体の修復のために抗酸化物質、ビタミン、ミネラル、良質なタンパク質を十分に摂る

アトピー対策のためにむやみやたらと激しい運動をすることで、逆にアトピーが悪化することもある。

 しかし運動はメリットもたくさんあるので、運動習慣をつけることが健康、アトピー完治にもつながる。 

運動でアトピーを悪化させないため、運動による健康効果を最大に発揮させるためには、活性酸素対策が必要。

活性酸素の害は抗酸化物質を摂ることで無力化できる。

抗酸化物質とはカテキンやポリフェノール、リコピンなど主に野菜などに含まれる成分です。

そしてビタミンCやビタミンEなどのビタミンにも抗酸化力があります。

運動をする際はこうした抗酸化物質とビタミン、ミネラルをしっかり摂ること。

そして運動後の筋肉、細胞の修復に栄養、主にタンパク質が必要となり、肌へ回される分が手薄になります。

なので、運動後はしっかりとタンパク質も摂取することが大事。

アトピーに一番必要な栄養は何かというとタンパク質です。

アトピーを治したいならタンパク質を摂ろう!肌の再生に効果あり!

肌を作り出すのも、細胞の元となるのもタンパク質です。

タンパク質が不足すると肌も何もかもうまく作られません。

そして現代人は良質のたんぱく質を十分に摂れていません。

食事から摂るタンパク質の総量と体の中で必要となる「良質なタンパク質」はイコールじゃない。

タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されています。

この20種類のアミノ酸の並び方によって10万種類種類のタンパク質が体内では作られてるのです。

10万種類とかちょっとよくわかんない。全然ピンとこない。

とりあえず、アミノ酸が不足なく揃って体の中でタンパク質が作られます。

10万種類のタンパク質を作る際に20種類あるアミノ酸のどれかは足りなくなっているのです。

ちょっと話が横にそれましたが、運動後はこのタンパク質が細胞、筋肉の修復に使われるので、普段よりも多く摂らないと筋肉も肌もちゃんと作られないので、良質のたんぱく質を摂りましょうということです!

また、タンパク質を体内で再合成する際、大量のビタミン、ミネラルが必要になります。

タンパク質だけ摂ってもビタミン不足だとこれまた結局うまく作られません。

なので、ビタミンとミネラルの摂取もちゃんと摂ること。

運動だけで良いのかと思ったらけっこうめんどくさいね。

普段からタンパク質、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質を意識して摂っていれば問題ないけど、そうじゃない人は栄養面も同時に考えないとアトピーは良くなりません。

で、タンパク質もビタミンミネラルも抗酸化物質もまとめて摂れる便利なプロテインがスーパーフードプロテイン。

植物性プロテインでタンパク質の含有量が少し少なめなのと、値段がちょっと高めなところ以外は文句なしです。

 スーパーフードプロテインの抗酸化力はとても高く、ビタミン、ミネラルも豊富で上で書いた必要なものはすべて入っている抗酸化物質とビタミン、ミネラルを大量に含んだ優秀なプロテインです。 

しかも超うまいです。

僕はこのスーパーフードプロテインと併用して動物性プロテインも摂取するためにバルクスポーツのアイソプロも飲んでいます。

良質のタンパク質はアミノ酸スコアで考えるので、そうなるとやっぱり動物性タンパク質のプロテインの方が効率がいい。

しかもこのアーモンドチョコレート味は超うまいです。(2回目)

運動していない人でもアトピーはプロテインを飲んだ方が絶対に良い。

僕は普段からビタミン、ミネラルサプリメント、青汁、乳酸菌サプリ、プロテイン、睡眠サプリなど常に飲んでいますが、アトピーでなくても健康に生きたいので、今もずっと継続しています。

その辺の考え方はこちらの記事で書いてあるので共感してもらえればうれしいです。

アトピーを治す鍵は分子栄養学!栄養素の働き、体の仕組みを化学で考える。

栄養バランスに気を使っていても栄養は足りていないかも?アトピーを治すには栄養の量こそが大事!

体は寝ている間に修復される

運動しても睡眠不足だと体は作られないので、最終的にしっかり睡眠を摂ることが一番大事になります。

必死に運動しても睡眠時間が足りていないと本末転倒です。

なので、運動した後は十分な睡眠時間を確保してください。

アトピーで夜眠れないという人は睡眠サプリのネムリスがおすすめ。

睡眠時間があまり取れなくても睡眠の質が上がれば筋肉、細胞や肌の再生もしっかり行われます。

アトピーにオススメの睡眠サプリ!アレルナイトプラスとネムリスの効果と比較

逆に言うとどれだけ長い時間寝ても、睡眠の質が悪いとせっかく寝たのに疲れも取れずに細胞の再生も満足に行われません。

睡眠サプリはたくさんあるけど、眠りやすくなる成分以外にも総合的にみて栄養のバランスが最適なのでこれが気に入っています。

ちゃんとヒスタミンの発生を抑制してくれるので、痒みも抑えて心地よく眠れるように成分が配合されているので、実力も伴っています。

アトピーを治すために運動をしている、始める方は、栄養管理と睡眠の時間と質も一緒に考えていくことで、運動によるアトピーの悪化のリスクもなくなります!

これだけ徹底してれば運動でアトピーが悪化するなんてことはないです!

なので運動の力を信じて諦めないでください!

 

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