脂漏性皮膚炎の治し方まとめた!原因やおすすめの対策!皮膚のカビ対策はアトピーでも必要だしとにかく長いけど読んでくれ!

      2017/10/17

シャボン玉で遊ぶ小さな女の子

アトピーと脂漏性皮膚炎っていうのはけっこう深い関係にある。

アトピーと脂漏性皮膚炎は併発する。

アトピーでもあるし脂漏性皮膚炎でもある肌っていうのはなにもそう珍しいものでもない。

僕が実際にそうでした。

なので僕のアトピーと脂漏性皮膚炎の実体験、体験談と対策について書いていきます。

とても長文なので読むのがだるい人は読み飛ばして最後のまとめだけでもOKです。

あと、ずっとアトピーだと思っていたものが実は脂漏性皮膚炎だったということもあるの。

ステロイド塗って悪化したり、ニキビや吹き出物が多い人も脂漏性皮膚炎の疑いがあるので、そういう人にも当てはまると思うっす。

脂漏性皮膚炎は放っておいて治るものではないけど、ちゃんと対策すれば治せる病気。

脂漏性皮膚炎対策はアトピーを治す方法にも通じるところがあるから、この記事に書いてあることを実践すればアトピー治療にもなります。

 

脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎は脂漏性湿疹とも呼ばれ、主に顔や頭にできる炎症です。

脂漏性皮膚炎のできやすい場所は、鼻の周りや髪の生え際、おでこや眉間、眉毛の部分、頭皮などです。

アトピーの痒みほどではないけど、痒みも伴う皮膚の炎症です。

ステロイド塗っているのに全然治らないニキビや吹き出物、赤いポツポツやジュクジュクしているところなんかは脂漏性皮膚炎でほぼ間違いないです。

脂漏性皮膚炎はステロイドでは治らないので、脂漏性皮膚炎対策をしないと絶対に治らないので、ステロイドの長期使用に繋がるので、当然アトピーにもよろしくない。

脂漏性皮膚炎はなかなか治りにくい病気なのですが、ちゃんとケアすれば治せるのでめんどくさがらずに対策しよう。

 アトピーは良くなったけど脂漏性皮膚炎だとおもってステロイド塗り続けてたり、アトピーだと思っていたものが実は脂漏性皮膚炎だった場合とか、アトピーも脂漏性皮膚炎も併発している場合とかめっちゃある。 

いやいや病院でアトピーだって診断されてるし

って人も脂漏性皮膚炎は疑った方が良い。

脂漏性皮膚炎は別に珍しいものではなく、誰でもなりやすいポピュラーな皮膚炎だし、医者もアトピーだと間違えやすい。(ていうかそもそも診断が適当)

アトピーですねーステロイドと保湿剤出しときますね。

でこれだと脂漏性皮膚炎は治らないし悪化するので、別の対策が必要になってくる。

めんどくさいかもしれないけどアトピー対策にも繋がったものだからやって損はない。

 

アトピーと脂漏性皮膚炎は併発する

アトピーと脂漏性皮膚炎が同時に起こる事もあります。

顔だけ脂漏性皮膚炎+体はアトピーとか

顔も体もアトピー+脂漏性皮膚炎とか

体も脂漏性皮膚炎になるの?というと余裕でなります。

特にアトピーでステロイドを使っていると、

脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌が原因で、皮膚に住む細菌が異常繁殖しマセラチア菌などのカビ菌も異常繁殖を起こす。

主に顔や頭皮の皮脂が多く分泌される部位(脂漏部位)に起こるんだけど、顔や頭皮を触った手で体も触るから、細菌が体にも移って症状が起きます。

脂漏性皮膚炎は普通の人が見ても、なんか肌荒れしてる、痒い、赤いポツポツがあるな~ぐらいで脂漏性皮膚炎だと思わない。

アトピーだと炎症や吹き出物もなんでもアトピーだと思って疑わないから、脂漏性皮膚炎が治まらずにどんどん悪化していく。

皮膚が炎症を起こしまくって血だらけでジュクジュクなっているところは感染症を起こしているからアトピーだろうが感染症対策は必須。

ちゃんと脂漏性皮膚炎の対策をすることがアトピー対策にも繋がるわけだから、ここはしっかり押さえておきたいとこっす。

 

脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎はざっくりいうと皮脂の過剰分泌によって引き起こされる病気。

皮脂が過剰に分泌されると、皮脂をエサにする皮膚に住む細菌が異常繁殖しマセラチア菌などのカビ菌も異常繁殖を起こす。

マセラチア菌は皮脂に含まれるトリグリセリド(中性脂肪)をエサにします。

マセラチアはトリグリセリドをエサにする際、遊離脂肪酸という物質に分解します。

遊離脂肪酸が増えることで、痒みや炎症、頭皮のフケが増加するというのが原因のひとつに当てはまります。

原因のひとつというのは脂漏性皮膚炎の原因はまだはっきりしていなくて、遺伝的要因や生活環境、ストレスなどの精神面、食生活などの多因子疾患だからです。

 だから脂漏性皮膚炎の治療法はいろいろあるんだけど、大前提は皮膚の過剰分泌だから、皮脂の分泌さえ正常にすればいいわけです。 

それができねぇんだよ!って思うだろうけど、ちゃんとした手順を踏めば1~3ヶ月ぐらいで治ります。

僕も脂漏性皮膚炎治ったし。

ただし、脂漏性皮膚炎は自然治癒するようなものでもないので、ほっといても治らないのでちゃんと対策しないと治らない。

でも、アトピーよりもよっぽど治しやすいから根気よく頑張れば絶対脂漏性皮膚炎は治るっす!

 

皮膚のカビ

脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰分泌することで皮脂をエサにする皮膚上の細菌も異常繁殖する。まぁさっきも書いたけど。

人間の皮膚には健康な人でも皮膚に細菌が住んでいます。

皮膚常在菌と呼びます。

腸内細菌と同じで皮膚常在菌にも善玉菌、悪玉菌という風に良い働きをするものと、悪い働きをするものとに分けることができます。

悪い働きをする悪玉菌として有名なのが皮膚のカビ菌。

マセラチア菌やカンジダ菌などです。

皮膚にカビってマジ?いやいやマジです。

皮膚のカビはステロイドじゃ治らないからここは素直に抗生物質(抗生剤や抗菌剤とも呼ばれる)を使ってカビ菌を殺菌します。

皮膚科で言えばもらえます。

内服もあるけど、内服の抗生物質は劇薬なので、症状が半端ない人以外は外用剤でOK。

逆にジュクジュクでただれている人なんかは内服も選択肢に入る。

長期使用はリスクがあるし、体の中で耐性がついて効きにくくなったりもするけど、増えすぎたカビ菌を一旦抑えないと治療が進まないからまずはカビ菌の除去のために抗生剤は必要。

ステロイドとの併用も大丈夫です。

リンデロンVGやフルコートには抗生剤入ってるしね。

塗り方としては先に抗生剤を塗ってからステロイドでOK。抗生剤、保湿、ステでも良い。保湿とステロイドどっちを先に塗るかはこっちの記事を参考にしてみてほしい。

ステロイドと保湿剤の塗る順番はどっちが先?ケースで使い分けよう

 

黄色ブドウ球菌

脂漏性皮膚炎の原因に黄色ブドウ球菌の異常繁殖も挙げられる。

黄色ブドウ球菌はアトピーの原因とも言われていて、慶應義塾大学医学部皮膚科学教室と米国立衛生研究所(NIH)の研究によって黄色ブドウ球菌がアトピーを悪化させている原因だという研究結果が発表されています。

それによると、抗生物質を使うことで炎症を抑えられることも発表されています。

米国立衛生研究所(NIH)の永尾圭介主任研究員は慶応義塾大と共同で、アトピー性皮膚炎の症状は皮膚で一部の細菌が増えて、細菌の種類が偏ると起きることをマウスの実験で突き止めた。研究グループは発症のメカニズム解明や治療法の開発に役立つとしている。

 成果は米科学誌イミュニティー(電子版)に22日、掲載される。

 研究グループは遺伝子操作によってアトピー性皮膚炎を発症するマウスをつくり、実験に使った。

 炎症を起こした皮膚には、「黄色ブドウ球菌」と「C・bovis」という2種類の細菌だけが目立った。健康な皮膚には、様々な種類の細菌がいる。特定の菌に偏ることによって、アトピー性皮膚炎を発症している可能性があるという。

 2種類の細菌に効く抗生物質を投与すると、皮膚に炎症が起きないことも分かった。

 アトピー性皮膚炎の患者の皮膚には、黄色ブドウ球菌が多く見つかることが以前から知られていた。ただ、動物実験などを通じた検証が十分に進んでいなかった。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H9P_R20C15A4CR8000/より引用

黄色ブドウ球菌はカビではないけど増えすぎるとスーパー抗原という毒素を発生させます。

スーパー抗原とかなんかやばそうな名前なんですけど、名前の通りやばいやつです。

スーパー抗原(英:Superantigens)(略称:SAg)はT細胞を非特異的に多数活性化させ、多量のサイトカインを放出させる抗原である。スーパー抗原は病原性の微生物(細菌の他、ウイルスやマイコプラズマも含む)によって産生され[1]、微生物側にとって免疫系に対する防御として働く[2]。 通常の抗体に反応するT細胞の割合は全体の0.001~0.0001%に過ぎないが、スーパー抗原は最大20%ものT細胞を活性化する[3]。 さらに言うと、CD3やCD28に対する抗体は強力なスーパー抗原として働き100%のT細胞を活性化しうる。 不特定多数のT細胞が活性化されてしまうと、スーパー抗原のエピトープを認識する特定の免疫反応にとどまらない強力な免疫反応が起きてしまうので、特定の抗原に高い特異性を示す適応免疫の仕組みを根底から打ち崩してしまう。 さらに深刻なことに、多くのT細胞が活性化されるとその分多くのサイトカインが放出される。こうしたサイトカインの中で病態に大きく影響を及ぼすのはTNF-αである。 TNF-αは、炎症反応において特に重要な役割を担っており、通常の状況下では局所的に分泌され病原体を排除するのに役立っている。 しかしながら、TNF-αが大量に分泌され全身に広がると、ショックや多臓器不全のような命にかかわるような症状引き起こす。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E6%8A%97%E5%8E%9Fより引用

ウィキペディアからの引用なんすけどね、まぁ意味不明。

ざっくり言うと

黄色ブドウ球菌が増えるとスーパー抗原が増える。

スーパー抗原自体が強いアレルギー反応を引き起こす。

さらに他のアレルギー反応も強くなる。

アレルギー反応をめちゃめちゃ強くしてアトピーや感染症を超悪化させる悪魔的存在なのがスーパー抗原。

アトピーだけでなくとびひやカポジとか感染症も余裕で併発します。

黄色ブドウ球菌は健康な人の皮膚にも存在するけど、アトピーの人は黄色ブドウ球菌が異常繁殖していて、健康な人の100倍以上の数が繁殖しています。

一旦増えた黄色ブドウ球菌はカビ菌と一緒でステロイドじゃ減らない。

だから細菌対策が別で必要になってくる。

 

皮膚のバリア機能の低下

アトピーの肌は皮膚のバリア機能が低下しています。

バリア機能が低下していると皮膚から細菌が侵入してきてやべぇ!不完全な皮膚でもなんでもいいから早く皮膚作らな!

って感じで体が判断して通常の皮膚の再生のサイクル(ターンオーバー)よりも早く皮膚を作ります。

通常28日の周期で肌が入れ替わるんだけど、(年齢などにより代謝が悪くなっているともっとかかる)それよりも早いサイクルで皮膚が作られるので、通常の皮膚よりもバリア機能の弱い未熟な皮膚が作られます。

そうなってくると不完全な皮膚しか作られないので、一向に健康な強い肌が作られない。

さらに弱ったバリア機能を少しでも補うために皮脂を多く分泌します。

皮脂も肌のバリア機能をとして働くんだけど、まぁ大して効果はないし、皮脂が増えることでカビや黄色ブドウ球菌等の悪玉菌が増えてアトピーも脂漏性皮膚炎も悪化するという悪循環。

不完全な皮膚と大量の皮脂で肌を守っても、実際の皮膚の中の天然保湿因子はほとんどない状態で内部はめっちゃ乾燥している。

皮脂で覆われているから乾燥していると気づきにくいんだけど、内部が乾燥してこの状態をインナードライといいます。

乾燥しているから逆に皮脂を大量に分泌させている。

脂漏性皮膚炎、成人型アトピーはインナードライに陥っている場合がほとんどなので、肌バリア機能、皮膚のターンオーバーを正常化させるためのアプローチも当然必要になってくる。

 

免疫力の低下

脂漏性皮膚炎や細菌感染は免疫力が低下してるときにかかりやすくなります。

風邪とかと一緒。

もうすでに病気になっているからといってここを怠ると完治のスピードも変わってくる。

免疫力を高めると自然治癒力が高まって病気や傷の治りも早い。

免疫力とか自然治癒力とかうさんくさいと思うけど、これはガチ。

風邪が長引く人と風邪なんかそもそもかからない、なってもすぐ治る人との違いは免疫力にある。

免疫力を高めるにはいろいろあるけど、健康的な生活を意識すればいいよ。

少食にして適度に運動してストレス溜めないでぐっすり寝ろってことです。

けっこうむずいけどね。特にストレス。

 

食生活、腸内環境

脂漏性皮膚炎対策では食生活はそこまで大きなポイントではないけど、意識したほうが当然良い。

ここで意識するのは脂質と糖質。

腸内にも当然カビ菌は住んでいて、こいつらは脂質や糖質が大好き。

腸内でカビ菌などの悪玉菌が増えれば皮膚にも影響が出る。

さらに肌は免疫器官なので、毒素の排出も行うから、悪いものを摂っていると肌から排出された際、それが痒みや皮膚の悪玉菌を増やす要因になる。

脂質が多いものばっかり食べてると肌も脂っぽくなるのは、肌から脂質を排出しているから。

ただでさえ皮脂過剰なのにそこにさらに脂が足されるわけだから非常によろしくない。

脂質を待ったくゼロにするのは無理だし危険だけど、多少は意識した方が皮脂の分泌も抑えられる。

 

体の洗いすぎ

清潔にすることに神経質になりすぎて皮膚を洗いまくってる人、結構危険です。

清潔にすることは大切だけど、やりすぎは逆効果。

アトピーの人に普通の石鹸やボディーソープは洗浄力、脱脂力が強すぎて、皮脂や天然保湿因子もろとも洗い流してしまう。

そうすると体は皮脂不足だと思ってどんどん皮脂を分泌して脂漏性皮膚炎が悪化し、インナードライがますます進行する。

ただこれが難しいところで、脱脂力が弱いマイルドな石鹸だと、細菌を殺菌しきれない、殺菌作用のある石鹸だと必要以上に皮脂、常在菌を落としてしまう。

色々見た結果薬用柿渋エチケットソープ・プレミアムが殺菌効果と、洗浄力、保湿力、コスパともバランスが良いのでオススメしたい。

脂漏性皮膚炎の対策

脂漏性皮膚炎の原因ってのを理解してもらいたくて長々書いたんだけど、そんなんいいから対処法はよ、って人はここからどうぞ。

 

抗菌剤などで皮膚の殺菌

脂漏性皮膚炎はまずは増えすぎたカビ菌や黄色ブドウ球菌を減らさないと症状は良くなりません。

自然治癒するものでもないからね。

ステロイドじゃ皮膚の炎症を抑えることはできても、細菌対策にはならない。

むしろ保湿剤、ステロイドでは悪化するケースもある。

増えすぎた菌は抗菌剤(抗真菌剤、抗生物質)を使って減らすことが先決。

そのうえでステロイドや保湿などで皮膚の炎症を抑えていくのが正しい順番。

細菌感染が起きている皮膚に保湿剤とか塗っても効果がないのでまずは細菌を減らして炎症を落ち着かせる。

抗生物質は皮膚科で貰えるから貰っておこう。

いきなり内服の抗生物質じゃなくて外用剤(塗り薬)を貰うように。

内服型の抗生物質は劇薬だし正直進んで飲みたくはない。

腸内環境も悪くなるから。

肌に塗るのは大丈夫っす。

 

イソジン消毒やハイターで皮膚を殺菌するのは?

イソジンやハイターで皮膚を消毒するのが脂漏性皮膚炎、アトピーに効果あるっていうのを聞いた事があると思う。

ネットでは結構有名で、僕もやったことがある。

これは皮膚の状態にもよるから万人におすすめできるわけじゃないけど、皮膚の殺菌という点ではめっちゃ効果がある。

普通の石鹸じゃ皮膚の細菌を死滅させるのは難しい。

殺菌作用のある石鹸を使っていない人なんかにオススメ。

ハイターはアメリカではアトピー治療で一般的に使われるものなので、エビデンスも一応ある。

ハイターを薄めて浴槽に入れて普通に入浴するだけで皮膚の殺菌が完了する。

浴槽いっぱいに対して120ml入れるのが正しいみたいだけど、ハイターの刺激に負けるようならもっと少なくしても良い。

この辺はいろいろ試してみてほしい。

イソジンはお風呂で体を洗った後に原液を2倍以上に薄めて体に塗る。

1分ぐらい置いて3~5分ほど丁寧に洗い流して終わり。

初めは体の一部に塗ってみて、刺激が強いならもっと薄める、ヒリヒリして死にそうなら中止するって感じで週2~3ぐらいの頻度で行う。

イソジンはうがい用と傷用と2種類あるけど、傷用を使おう。

うがい用はアルコールが入っているからジュクジュクの部分に塗るとやばいほど染みる。

ドラッグストアに置いてあるでかいイソジンはたいがいうがい用だからアルコール入りだから注意して。

傷用は小さいのしか売ってないんだよね。

 

どちらもやっと後にすっきりして痒みが治まるようならやっぱり細菌が原因だったんだなってわかると思う。

家族がいる人はちょっと難しいかな。

イソジンにしろハイターにしろ匂いがきついし。

あとけっこうめんどくさい。やったあとはすっきりするけど。

僕は週に1回は定期的にイソジン塗ってます。

原液で塗ってるけど初めは薄めて試す方が良いっす。

 

皮膚の細菌のデメリット

抗菌剤にしてもハイターもイソジンも使いすぎると耐性がついて効かなくなってくる。

こうなると結構やっかいなので、いくら効くからといって毎日やるのはNG。

それとカビや黄色ブドウ球菌などの悪玉菌以外の常在菌も殺菌してしまうので、やりすぎると皮膚の常在菌バランスが崩れてバリア機能が結局落ちる。

皮膚科が抗生剤や抗真菌剤を出したがらないのはこれが理由。

初めの1週間は集中して殺菌し、細菌を一気に減らす。

その後は週1~2回にするなどして間隔をあけるのがコツ。

 

殺菌効果のある石鹸に変える

抗菌剤やイソジンなんか使うの嫌だわ、めんどいって人は殺菌作用のある石鹸に変えることがオススメ。

普通の石鹸では皮膚に住む細菌まで落とせない。

全部洗い流せるような感じするけど、全然そんなことない。

だからって洗浄力の強い石鹸にすると、脱脂力が強すぎて皮脂、天然保湿因子まで落としてしまう。

そうすると体は皮脂不足だと判断して皮脂を大量に分泌する。

で、脂漏性皮膚炎、アトピー悪化という負のスパイラル。

で、先に紹介した柿渋石鹸はカビ菌、黄色ブドウ球菌に有効な成分が入っている殺菌効果の高い石鹸。

ここで心配になるのが洗浄力も強くて皮脂までごっそり落としちゃうんじゃないの?ってとこだと思うけど、柿渋石鹸は保湿成分もばっちり入っているから脱脂力もマイルドで、肌に優しい。

ただ単に洗浄力を抑えた肌に優しいだけの石鹸、殺菌作用があるだけの石鹸はいっぱいあるけど、この二つの相反する効果を兼ね備えた石鹸はなかなかない。

あってもひとつ3000円とか5000円とかする。正直石鹸にそんな金出せん。高すぎ。

薬用柿渋エチケットソープ・プレミアムなら1つ1800円とまぁ一般的なものよりは高いけど、まだ買える範囲。

初回は1000円で買えるし。

というかこれより安くて効果のある石鹸はない。柿渋石鹸っていっぱい種類があるけどどれも高いしここの柿渋石鹸がたぶん一番安い。しかも殺菌成分もちゃんと入っているし質もいい。

殺菌効果、皮脂を落とし過ぎずに保湿効果もある、コスパも良い、脂漏性皮膚炎、アトピー向けの石鹸なら間違いなく柿渋石鹸がおすすめ。

逆に石鹸はお気に入りのものがある人や、皮脂の落とし過ぎが気になる人は無理して殺菌作用のある石鹸を使わなくてもいい。

そのかわりに定期的にイソジンやハイター風呂で殺菌するのがオススメ。

イソジンやハイターは殺菌効果はあっても皮脂を落とし過ぎることはないからね。

あんまりやりすぎると皮膚の善玉菌まで殺菌しすぎて常在菌のバランス崩れるからそこは自分でいろいろ試して調整してね。

柿渋石鹸って加齢臭対策として売られているから、柿渋石鹸の公式サイト見ると加齢臭がとかやたら出てくるけど、ちゃんとカビ菌にも効く。

販売サイトには書いてないけど柿タンニンなど殺菌成分は加齢臭に効くだけじゃなくて、黄色ブドウ球菌やカビ菌もまとめて殺菌してくれる。

加齢臭なんかしないと思っても、脂漏性皮膚炎で皮脂と細菌が増えすぎている時は実際嫌な臭いがする。

僕も一時すげえ獣臭いというか油臭いというか男臭い時があって、

これが加齢臭か!!

って思って無茶苦茶落ち込んだ。

皮脂が酸化するとあの加齢臭のような臭いがするし、細菌や雑菌が増えまくってるからまぁいい匂いはするわけないんだけど、まさか自分がそんな臭いがするようになると思わなかったし、まだ若いし余計辛かった。

けど脂漏性皮膚炎対策して皮脂と細菌対策で柿渋石鹸使って皮膚が元に戻ってきたら変な臭いもしなくなった。

あの時はマジでほっとした。

今そういう臭いで悩んでいるなら絶対使った方が良い。

 

天然保湿因子(セラミド)を与える

細菌、黄色ブドウ球菌対策が済んで、ステロイドやプロトピックで皮膚の炎症を抑えたらようやく次のステップ、保湿に入ります。

カビや炎症が治まった肌でも、皮膚の内部の乾燥までは治っていません。

今まではカビなどに対するアプローチだったけど、ここからは皮膚の乾燥、インナードライに対するアプローチが必要。

皮膚の再生サイクル、肌のターンオーバーが乱れた肌というのは、肌の保水力が低下している。

肌の保水力というのは真皮の中にある天然保湿因子(NMF)によって決まるnmfと細胞間脂質の働き

https://cella.jp/skin_care/detail.php?p_id=1080より引用

アトピーの人は元々これが少ない傾向なんだけど、肌のターンオーバーが乱れて、正常な周期よりも短いサイクルで作られた未完成の肌は、この天然保湿因子が全然ないことがわかっている。

だから、天然保湿因子を外部から補ってやることが重要。

天然保湿因子で代表的なのがセラミド。

セラミドを摂るとアトピー性皮膚炎に効果があるというはエビデンスもあります。

セラミドにもいろいろ種類があるけど、アトピー肌に必要な種類のセラミドはヒト型セラミド。

天然人型セラミドとも呼ぶし各社いろいろと呼び方があるけど、セラミド1とかセラミド2とかセラミド○○って数字やアルファベットがついているものが天然ヒト型セラミド。

前はセラミド3とか数字を後ろにつけていたんだけど、表示名が変わって今はセラミドEOPとかセラミドNPとかに変わったみたい。

まぁけど、表示方法が変わっただけで同じものだよ。

植物性のが良くね?って感じがするけど、植物性のセラミドよりも人の作りに限りなく近いから一番体に合うから効果が高い。

セラミドってのは天然保湿因子と呼ばれるもので、水分を保つ役割がある。

アトピー、脂漏性皮膚炎の状態の肌はこの天然保湿因子が全くと言っていいほどない。

皮膚のターンオーバーが乱れているからこの天然保湿因子が作られないし、なにより先天的にセラミドの量が少ない場合が多い。

だから常に肌が乾燥しているし、普通の保湿剤じゃ塗ったその時は楽になっても水分を保てないから結局時間が経つと乾燥してくる。

だから保水力が~とか潤いが違う!とかいう謳い文句の製品でもセラミド入ってないと実際アトピーや脂漏性皮膚炎には効果ないわけ。(普通の肌でただの乾燥ならそれなりに効くだろうけど)

よっしゃセラミド最高やんけ!ってなるんだけどなんせセラミド入りの保湿剤は高い。

1万円以上するやつとかある。

お金持ちならいいかもしれないけど、庶民が使うには辛すぎる。

かといって安いやつはセラミドの量も大したことないしそもそも保水力の高いセラミドが入っていない。

てことで良い物がないか探しまくって辿り着いたのがこいつシュセラ モイストゲル

こいつが一番コスパ良くてセラミドもガッツリ入ったオススメのセラミド入り保湿剤。

なんせ初回2000円を切るし、2回目以降も4000円を切る。

しかも安かろう悪かろうではなく、アトピーや脂漏性皮膚炎の砂漠のような乾燥肌でも余裕で潤うぐらいにはセラミドが入っているので、お金の無駄にならない。

効果ないなら皮膚科でもらえるヒルドイドとかワセリン塗ってる方がマシだからね。

お金がもったいないもん。

しかしシュセラモイストゲルは期待通りの効果も感じられた。

市販の保湿剤とかは風呂上りに塗っても夜寝るときには乾燥して痒かったりするけど、シュセラモイストゲルは朝まで潤ってる。

朝塗っても夕方ぐらいまで潤いが持続する。

しかも油分もそんなになくべたつかないテクスチャーで使いやすい。

シュセラモイストゲルの内容量は50gだけど顔と肘裏、膝裏とかに使うだけなら1ヵ月は余裕で持つ。

でも全身にたっぷり使うとなると正直1ヵ月だとひとつじゃ足りない。

だいぶ良くなってきたしもっとたっぷり使える安めのセラミド入り保湿剤ないかな~って探していい感じの見つけました。

メディプラスゲルっす。

メディプラスゲルは2ヶ月に1本届く定期コース。

1本180gだから1ヵ月90gとシュセラモイストゲルの倍近くある。

これなら全身に使っても1ヵ月は持つ。

で安い分効果はどうなんだろって思ったけど、全然いける。

メディプラスゲルは初回は1ヵ月1500円以下だし2か月目以降も2000円切る。

安いけどセラミドもちゃんと入っているし防腐剤やアルコールも入ってない無添加。

成分的にはシュセラモイストゲルよりもセラミドの量は少なそうだし保湿力は劣ると思われるんだけど、そこまで違いは感じられなかった。

まぁだいぶ良くなってから使いだしたから、スタートラインが同じじゃないぶん比較はしにくいんだけどね。

軽度のアトピーや脂漏性皮膚炎ならメディプラスゲルでも問題ないかと思う。

それか初めの1ヵ月だけシュセラ モイストゲルをお試しで顔や乾燥のひどいところだけ使って、2か月目に入る前に解約してメディプラスゲルに切り替えるとかでもいいと思う。

肌のターンオーバーは28日だから1ヵ月しっかり使えば次に作られる皮膚は、保水力もバリア機能も使いだす前より上がっているはず。

その状態ならメディプラスゲルにスムーズに移行できるはず。

初回はどちらも安く買えるし解約も簡単だし両方試して気に入った方とかで良いと思う。

そりゃもっとお金出せば超イイヤツが買えるかもしれないけど、現実的な値段で効果とコスパが良いのはこの二つしかないと断言する。

ていうかこれで十分。使ってて特に保湿力や使い勝手に不満は感じない。

ちなみに妻はメディプラスゲルの方がお気に入りだそうな。

妻曰くこっちの方がぷるぷるになるらしい。

メディプラスゲルについてはこっちで詳しく説明してます。

メディプラスゲルはアトピーにオススメのコスパ最強保湿剤!口コミで話題のオールインワンジェルの効果とは?

 

免疫力を上げる

脂漏性皮膚炎や感染症は免疫力が低下しているとなりやすいし悪化しやすい。

免疫力が低いとアトピーもそれ以外にも体の不調は出やすいし治りも遅い。

アトピーや脂漏性皮膚炎が難治化しているのは免疫力の低下が深く関係している。

これは藤田紘一郎先生をはじめいろんな分野の方たちもみんな言っている。

で、免疫力を上げるにはどうしたらいいのかというと、腸内環境を良くすることが一番の近道。

腸は人体の最大の免疫器官。

腸の機能は腸内細菌が決めているので、腸内細菌を善玉菌優勢にし、キレイな腸内フローラを作り、腸内環境を整えることが免疫力を上げるためには必要になってくる。

腸内環境や腸内細菌はこっちの記事で詳しく書いているから是非読んでみてください。

ざっくり言うと少食にしてお菓子とか控えて食物繊維摂れ!ってことです。

オリゴ糖サプリや乳酸菌サプリを摂るのも有効、というかめんどくさい人や自炊をあんまりしない人とかは絶対飲んだ方が良い。

ヨーグルト食べてるし余裕とか思ってもヨーグルトじゃそこまで効果ない。ヨーグルトで効果出そうと思うと1日300gとか毎日取らないといけない。

そんなの無理だしお腹冷えるしデメリットの方がでかい。

乳酸菌サプリなら善玉元気が一番おすすめ。

善玉元気の口コミやレビューも悪くないし、当たり外れある乳酸菌サプリの中でも善玉元気は当たりなんだろうな。

他の乳酸菌サプリと違うのは自分の腸に元々いる乳酸菌を育てるっていうところが最大のポイント。

いくら体に良い乳酸菌を摂っても自分の腸に元から住んでいる乳酸菌じゃないと腸に住み着かずにそのまま通過してしまう。

せっかく高いお金出してそれじゃあ勿体ないんで自分の腸内にいる乳酸菌を育てて増やしてくれる善玉元気を飲む方が効率が良いし効果的。

僕はいろいろサプリを飲んでいるけど何か一つに絞らないといけないというならこの善玉元気を選ぶ。

それぐらい効果を感じたし信頼しているし、腸内環境が大事だとわかったから。

腸が良い状態になっていくと体全体が元気になる。腸さえ良ければアトピーも脂漏性皮膚炎もなんとかなるし逆に腸内環境が悪いままだといくらがんばってもアトピーは良くならないと思う。

昔僕がそうだった。

肌に対するアプローチしかしてなかったときは一向にアトピーは良くならなかったし、脱ステしてもアトピーは治らなかった。

結局脱ステもできなかったしね。

そこから運動や生活習慣、特に腸内環境改善に取り組むようになってからはアトピーの症状はどんどん良くなっていったし今はほぼ完治したと言える。

腸内環境を無視し続けていたら僕は今もアトピーでステロイドを塗り続けていたと思う。

アトピーアトピー言ってるけど、今回は脂漏性皮膚炎の話。

脂漏性皮膚炎も腸内環境正常化は当然必要になる。

免疫力を高めるためにね。

あれを食べなきゃ、この栄養素を多く含む食材はとか考えるよりも善玉元気を飲むのがまぁ手っ取り早い。

オリゴ糖サプリも一緒に飲めば尚良いけど、まぁこれは余裕があればとか、もっと効果を感じたいとか補助的に使えばいい。

善玉元気を飲んでいれば絶対飲まなきゃってほどでもないから無理して買う必要はない。

僕の家庭では家族で飲んでいるけどね。

ちなみにおすすめのオリゴ糖サプリはカイテキオリゴです。

オリゴ糖ならカイテキオリゴの右に出るものはいない。

 

脂漏性皮膚炎対策まとめ

すげー長くなったからまとめると、

まずは皮膚の殺菌。皮膚のカビ菌、黄色ブドウ球菌を減らすことが第一。

ステロイド、保湿剤だけではなく抗菌剤、抗生物質を塗ること。保湿剤はこの段階では塗らなくてもいい。

お風呂でイソジンやハイターで定期的に殺菌する、もしくは殺菌効果のある柿渋石鹸を使う。

これをしっかり続けて皮膚に増えすぎたカビ、黄色ブドウ球菌を減らすとともに、ステロイドやプロトピックで炎症をきっちり抑える。

ポイントは副作用を怖がって少量塗るのではなくガッツリ塗る。

炎症をゼロまで持っていくにはたっぷり塗り込むことが大事。

その方が結果的に使う量が少なくて済むので、ステロイド依存や皮膚萎縮の副作用のリスクが少なくなる。

そして炎症も治まったらセラミド入りの保湿剤で肌が水分を保てるようにケアする。

せっかく菌対策もして炎症も抑えても、水分を保てないカサカサの肌だと脂漏性皮膚炎は再発します。

理由は肌が乾燥していると判断するとそれを補うために皮脂を大量に作り出すから。

そうするとそれをエサにする菌が大量発生しいつまでたっても治らない。

これを断ち切るにはセラミドを投入して水分をガッチリキープすること。

そうすれば過剰に皮脂を分泌することはなくなるので脂漏性皮膚炎の再発を防げるとともに、肌のターンオーバーを正常化できる。

セラミド入りの保湿剤はシュセラ モイストゲルかメディプラスゲルがおすすめ。

どっちが合うかは人によるけど、全身に使うなら容量も多くてコスパの良いメディプラスゲルかな。

顔と体のちょっとしたところとかならシュセラモイストゲルでも十分だけど。皮膚へのアプローチ以外では免疫力を高めることも必要になってくる。

細菌感染は免疫力が低いとなりやすく、治るのも遅い。

免疫力を高めるには人体最大の免疫器官である腸を整えることが1番有効。

腸内環境を整えて免疫力を高めるには乳酸菌サプリを飲むのが手っ取り早い。

善玉元気は他の乳酸菌と違って自分の腸に元々住んでいる乳酸菌を増やすから1番理にかなっているオススメの乳酸菌サプリ。

後は食生活を気を付ければ免疫力もだいぶ高まるっす。

これだけやれば脂漏性皮膚炎対策はばっちりっす。

僕が実際にやってきて効果があったものだし、これだけやればアトピーもかなり良くなるんじゃないかな?

脂漏性皮膚炎は治せる病気だけどめんどくさがっているとなかなか治らないんで、しんどいけど継続してください!

皮膚のターンオーバーは正常の人だと28日周期なので、最低でも1ヵ月は続けること。1、2週間で治るようなもんじゃないのは頭に入れておいてください。

長年アトピーや脂漏性皮膚炎が続いていると肌のターンオーバーも滅茶苦茶になっているし、代謝が悪いとそれだけ肌の再生も遅くなるから、正常なサイクルに戻すには実際もっとかかる。

だから根気よく続けてください!絶対治りますから!

かなり気合入れて書いたので長くなっちゃいましたが、ここまで読んでくれてありがとうございました!

 

 

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