なんで自分だけアトピーでつらい思いしなきゃいけないんだって思う人にこそ読んでほしい

   

海を歩く少年

アトピーがひどい時にいつも思ってた。

なんで自分だけがこんなつらい目に合わなけりゃならないんだ、って。

今日は成人型アトピーが発症した当時の僕の心境と治った今思うことを書いていきます。

アトピーが治った人ってどっかで心境の変化とかがあるんだな、ということに最近気づいたので、僕の場合はどうっだのか振り返って書いてみます。

アトピーが治る方法とかではないけど、ので興味のない人はスルーでOKです。

 

アトピーになってこれまでの生活が一変

アトピーになるまでの僕はごく普通の若者と同じような生活をしていました。

一人暮らしだったのでご飯はコンビニとか外食とか食べたり食べなかったり、たまに自炊するぐらい。

週5日働いて休みの日は遊ぶか寝る。あ、遊ぶといってもスポーツで汗を流すとか健康的な過ごし方ってわけでもない。友だちと買い物したりだらだらしたり飲みに行ったり夜遊びしたりって感じの過ごし方。アクティブな遊びはそんなにしてなかったように思う。

食生活とか生活習慣とかはあまり良くなかったけど、普通の枠から外れるほどではなかったと自覚してます。(まわりにはもっと無茶苦茶な生活をしているやつばっかりだったし)

それで20歳の時にアトピーが大悪化してそれまでの普通の生活からアトピー治療中心の生活になって、いろんなものを我慢したり、それまで気にかけてなかったことに神経質になり、皮膚科に通って、アトピーを治したい一心でいろんなものにお金使うようになりまさに生活が一変しました。

 

アトピーになってから性格も変わってしまった

今までの平和な生活からステロイドを塗らないと痒くて耐えられない、しかも薬を使い続けても治らないっていう状況になってしまい、不安で不安で仕方なかった。

当時の僕としてはけっこうがんばっていたつもりだけど、アトピーは治らず悪化と軽快を繰り返してなんとか毎日やり過ごしていました。

ひどく悪化している時には気分の落ち込みもすごくて、「なんで自分だけこんな目に合わなけりゃならないんだよ!」っていつも思ってた。

まわりと同じような生活しているのになんで自分だけ。

 そりゃ完璧な健康的な生活をしていたわけじゃないけど、そんなの誰だってそうじゃん。ジャンクフードだって食べるしお酒だって飲むし夜更かしもする。ストレスもそこそこに溜めて、運動も特に意識してするわけじゃない。でもそんなの普通じゃん。みんなそうじゃん。 まだ20代だよ?そりゃあ不健康まっしぐらな生活なんて当たり前じゃん。

なんで自分だけが「日ごろの不摂生がたたりアトピー性皮膚炎になってしまいました」ってことになるわけ?肌は弱い方だったけどいきなり自分だけがアトピーになるなんて納得できん!不公平だ!

そんなことばかり考えては落ち込んですごくつらかった。さらに自分自身がのことがすごい勢いで嫌いになってました。

しかも今までと違って何をするにも消極的になった。まわりにどう思われているかとかも気になったし、なにより夜更かしとか飲みに行ったりしたらアトピーが悪化するとかも思って断ったりしてた。

自分でいうのもなんだけど、僕はけっこう元気でノリのいい方だったんだけど、このころはけっこう性格おかしかった。

あぁ、また体に悪いもの食べてしまった、もっと気を付けなきゃ、ストレスもためないように工夫しなきゃ、掻き毟らないようにしなきゃ、だめだ全然できてない。こんなんじゃアトピー治らない。もっともっと、まだ足りない、できていない、こんな自分じゃだめだ、っていう負のループ。無意識に自分を責めてかなり張りつめてた。

成人アトピーを治すために生活習慣を改めたり、いろいろサプリやら試しても一向に良くならない時期は 「こんなに頑張っているのになんで治らないんだ。普通の人よりいろんなこと気にかけて、お金もかけているのになんでアトピーは治らないんだよちくしょう」 ってマジで泣きたくなるぐらいつらい時期もあった。

普通の人がすげえうらやましく思えたし憎かった。

あいつらは平気な顔して不健康な生活送っているのになんでなんともないんだ。僕なんかすげえ気を使って努力しているのになんで普通の人みたいな生活が送れないんだ。

周りをうらやむだけじゃなく嫉妬までして、自分の性格がどんどん歪んでいっているのがわかって、でも、どうすることもできない妬むしかできない自分に嫌気がさしていく。

 

アトピーを受け入れられるようになってからアトピーが良くなり始めた

 そこからいろいろ考えて、アトピーよりもつらい重い病気の人はいるし、その人たちに比べれば自分はまだ恵まれている方だ。だってアトピーは治るしという考えに至った。 

もちろん簡単にこんな考え方ができるようになったわけじゃなくて、いろんな本を読んだりしてもっと重い病気の人や、アトピーが治った人の話などたくさん情報が入ってきたからこう考えられるようになった。時間もわりとかかったよ。

自分がアトピーなのは仕方ない。生活にも気を使ったり、お金がかかるのも仕方ない。

だって他の持病がある人だってなにかしらの薬を常用していたり、食べられないものがあったり、できない、やってはいけない事があったりする。

アトピーだって同じだ。

それを普通じゃないとか文句ばっかり言っててもなにも解決にならない。むしろそうやってつらいつらいって思っている方が体には毒だ。

アトピーを受け入れる。

簡単なようで難しいことだけど、今の自分の状況を受け入れないとアトピーを完治させることは無理だなって思ったから僕は受け入れられた。

痒いのも肌がボロボロなのもみんなとちがうのも仕方ない。今は自分はアトピー性皮膚炎にかかっているんだから。

でも治る。絶対治るんだ。だから今辛くても大丈夫だ。

気持ちの切り替えと言えばいいのか、とにかく前よりもアトピーを治す!って意志が強くなった。

ステロイドの正しい塗り方、食生活、腸内環境、栄養、運動や汗をかくことなど、アトピー完治に繋がりそうなことは片っ端から調べた。

そこからアトピーが改善していくのは結構早かったように思う。

前までは「まぁそのうち治るだろ」と楽観的な面もあって生活習慣も気を付けてはいたけど、けっこう適当で肝心なところを抑えてなかったり、ステロイドもちょっと皮膚の状態が良くなって来たら塗るのも適当にやめて、また悪化してきたら塗るだらだら塗り続けるという良くない使い方だった。

そういう悪い習慣も改めて以前よりも真剣にアトピーと向き合った結果、今ではステロイドも使ってないし皮膚の状態も普通の人と大差ないまでに回復した。掻き毟って傷が残ったところや黒ずんでいるところはあるけど、アトピーだったとは言われないとわからないレベルらしい。

 

つらくても大丈夫、だってアトピーは治る病気だしアトピーの人はいっぱいいる

治った今思うのは、悲観してても状況は好転しない。つらい、しんどい、治療のためにサプリや薬にお金がかかる、泣きたくなる日もいっぱいある。でもがんばればアトピーは治る。だからつらいのは今だけ。

みんながんばっている。アトピーもそれ以外の病気の人も。病気との闘いは孤独で理不尽だ。だって周囲にはわからないから。

幸いアトピーは治るし、自分の周りにアトピーの人がいなくても、日本中、世界中にはいっぱいいる。だからつらいのは自分だけではない。

アトピー患者同士のコミュニティなどは僕は参加したことがないけど、つらくてどうしようもない時はそこに助けを求めるのもいい。ネットでアトピーの人のブログを見るのもいい。僕はアトピーと戦う人のブログとかよく見てた。勉強にもなるし、すげえ共感できるし自分だけじゃないんだなって思えて気が楽になったりもした。

僕のブログも誰かが見てそう思えてもらえればいいなって思う。

僕はもう治ったから今現在アトピーと戦ってるわけじゃないけど、いつまたアトピーが発症するかはわからない。

アトピーが治ったと思っていたら数年後に再発したっていうケースもあるし、油断はできない。

だからこのブログは続けるし、今アトピーで苦しんでいる人に少しでも有益な情報を届けれたないいな、なんて思っています。

 

 

 - アトピー体験談