アトピーだからこそお風呂に入浴剤使うべき!悪化も痒みも入り方次第で対策できる!おすすめの入浴剤と入浴法まとめたよ!
2018/03/23

お風呂の入り方が適当だとアトピーはなかなか良くならない。
逆にお風呂の入り方を意識すればアトピーが治る確率はぐっと高くなる。
というか風呂でアトピーを悪化させているケースが超多くて、症状が軽いアトピーなら入浴方法の改善だけで治る人も多い。
- お風呂入ると痒くなるからあんまり入らない
- 熱湯シャワーが気持ちよくてやめられない
- お風呂上がりの乾燥、痒みがひどくて辛い
- お風呂で掻き毟ってしまう
だとかそういう悩みから解放されるし、皮膚以外の観点からみてもアトピー改善に効果的なメリットがたくさんある。
- 自律神経の乱れを正す
- 唾液の分泌を促す
- ストレス解消、リラックス効果
- 湯船につかることで筋肉を重力から解放することになり、筋肉の疲れを癒す
- 全身の血行が良くなるので新陳代謝が上がる、酸素や栄養が体の隅々まで行きわたり肌や細胞の再生に効果がある
- 汗腺の機能改善
- 低体温の改善
入浴の目的って基本的には皮膚を清潔に保つためなんだけど、それ以外にもメリットありまくりなので、シャワーで体洗ってハイ、終わりってだけじゃもったいない。
しっかり湯船に浸かることでアトピーの痒みを抑えることができる。
ポイントになってくるのが塩素除去とシャンプーや石鹸の選び方、そして入浴剤です。
入浴剤って余計なものが入っていて逆に刺激になるからアトピー悪化するだろうな、って思って敬遠してたけど、入浴剤は使った方がいいと僕は思います。
安全な物を選べばお風呂での猛烈な痒みや、お風呂上がりの乾燥、ガサガサにも効果的だからマジで使った方が良い。
僕も入浴剤とか信用してなったけど実際使ってみたらめちゃくちゃ快適だった。
お風呂でアトピーを悪化させることもあるし改善することもできるので、アトピーを改善させるためのお風呂の入り方ってのを知っておいた方が得ですよ!っていうのが今回の記事です。
ただし、症状の重さによってはすべての人に当てはまるわけではないので、その辺りは個人の判断でおねがいします。
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お風呂でアトピーが悪化する、痒くなる原因
お風呂はアトピーを悪化させる原因になりやすいことは事実です。
お風呂は習慣だから、アトピーに良くない入浴方法だったとしても、それに気づいていないと(もしくは気づいていながらやめられない)知らず知らずのうちにアトピーを悪化させてしまうことになります。
アトピー対策がんばっていてもお風呂で皮膚を掻き壊してばかりじゃ一向によくならない。
間違った入浴方法で肌の乾燥を悪化させてアトピーがひどくなっていることも良くある話。
本来リラックスタイムであるはずのお風呂の時間が憂鬱なのがアトピーの辛いところ。
お風呂がアトピーを悪化させる理由はいくつかあります。
- 水道水に含まれる塩素
- 熱すぎる温度
- 合成界面活性剤
- 洗いすぎ
- すすぎ不足
この辺りがお風呂でアトピーが悪化する、痒くなる原因。
まずは悪化する原因をひとつひとつ潰して、お風呂でアトピーが悪化しないように気を付けること。
悪化させている原因がなくなれば、今までお風呂で肌に無意識に与えていたダメージがなくなるからこれだけでだいぶ肌にとってプラス。
アトピーは生活習慣が原因だ!ってよくいうけど、本当そうだと思う。
お風呂も「習慣」だからね。
アトピーを悪化させない入浴方法
お風呂がアトピーを悪化させるトリガーになりやすいのはだいたいさっき書いたことが原因。
で、ここから長くなるけど、それぞれの原因別に対策法を書いたからこれらを守ればお風呂でアトピーが悪化するリスクはぐっと減るし、お風呂でアトピーが良くなる、治る可能性だってある。
なんせアトピーは温泉療法だってあるし、アトピーに効く温泉に通うことでアトピーを治した人だっているから、お風呂は軽視できない。
温泉に通うアトピーの湯治は時間もお金もかかるし簡単にはできないけど、自宅のお風呂でもポイントを推さえれば効果を出すことだってできるし、エビデンスもあるから手軽で効果的なので取り組んでみてほしい。
お風呂の塩素除去が最優先
お風呂でアトピーが悪化する最大の原因は塩素です。
塩素は害がある、塩素は人体に無害だ、どっちの意見もあるけど、塩素には強力な酸化力があって細菌の遺伝子を破壊することがわかっている。
もちろん塩素を入れないと水道水に雑菌が繁殖して安全な水として使えないから、塩素は入っていないとならないものだけど、肌にダメージを与えることは間違いない。
塩素の害が怖いから水道水は飲まないようにしているって人は多いけど、お風呂の塩素には関心がない人がほとんど。
実は水道水の飲むことで体内に入る塩素の量よりも、シャワーやお風呂で肌から吸収される塩素の量、気化した塩素を吸い込んで取り込む量の方が何倍も多いのです。
■ ジュリアン・アンデルマン 米国ピッツバーグ大学大学院教授
「15分の入浴とシャワーの間に呼吸から吸収される 揮発性汚染物質の量は、1リットルの水道水を飲むことで摂取する量と同じである」 と報じておられます。
【論文名】 TOTAL EZPOSURE TO VOLATILE ORGANIC COMPOUNDS IN PTBLE WATER (水道水に含まれる揮発性有機化合物への総合的被爆)
■ ドリス・J・ラップ女史 米国信任アレルギー学術協会信任内科医 ニューヨーク州立大学臨床小児科助教授・医学博士
お湯から“塩素”と“鉄分”を除去する特別なフィルターを購入することを考えなさい。
お湯に含まれる汚染物質の20~91%は、入浴中及びシャワー中に皮膚を通して、 または湯気を吸い込むことで体内に吸収されています。 シャワーの吹き出す力で、水中のクロロフォルムや他の揮発性物質がガスとなります。
【論文名】 「IS THIS YUOR CHILD?」
■ F・アッシュトン 豪州食品リサーチ研究所 主任研究員 Dr.ノナルド・S・ローラ ニューキャッスル大学教授
スポーツ医学と健康教育委員会会長 スポーツの後や日常生活において「入浴やシャワーで体をきれいにすることが、健康に繋がる」というのは、“化学物質が含まれていない水”を使用したときのみに言えることで、 塩素処理された水が使われているならば、「入浴」は今まで考えられていたよりも健康に悪いと言える。
塩素ガスは熱いお湯に溶けにくく空気中に拡散されるため、残留塩素は結果的に減少する。 シャワーや入浴の時に、時々塩素の匂いを感じるのは、塩素ガスとなって浴室に充満するからである。人間が普通、塩素の匂いを感じ取る濃度は3.5ppmと言われているので、その時点で浴槽内はそれ以上になっていることになる。
10分間で致死量となるガスの 濃度は600ppmであり、50~60ppmの濃度に30分~1時間さらされると重大な病気を起こす原因となる。 こうした点からも、たとえ極めて微量な塩素ガス(普通の入浴及びシャワー)であっても 規則的にさらされることは「肺の酸素供給を減少させる」ことになる。
希釈された塩素溶液を体全体に浴びると、一部が皮脂と反応して塩素化合物を生成し、 これが皮膚から吸収されてしまう。また、連続的に塩素処理水に浸かることは、塩素の酸化力によって皮膚の老化を促進することになり、太陽に長くさらされているのと同じである。
さらに言えば、塩素は細胞の劣化を早めることによって、紫外線による皮膚の老化を事実上促進している。
「ネイチャー&ヘルス」1989年 “水道水の塩素処理100年”の報告文で“知られざるシャワーの毒”から引用
http://www.kodomonomizu.info/enso.pdf より引用
元の論文が探し出せなかったので、こどもの水.カンパニーという浄水器のメーカーさんのサイトから引用させてもらいました。
海外では日本よりも塩素の害については広く知られていて、塩素除去の意識が強いです。
これだけ塩素の害が研究されていて、アトピーやアレルギーにも影響があるってわかっているんだから対策しないわけにはいかないっす。
まず、シャワーヘッドを塩素除去ができるタイプに交換するのがおすすめ。
先端交換するだけなので簡単なうえに一番効果的です。
ランニングコストも安い。
おすすめの塩素除去シャワーヘッドはアロマセンスです。
詳しくはこっちの記事に書いてあります。
シャワーヘッド交換で塩素除去するだけでアトピー改善するからおすすめ
シャワーの塩素除去だけじゃなくて湯船の塩素も除去しないと完全じゃない。
湯船の塩素はビタミンCの粉末を入れるだけで完了できるからとりあえずはビタミンCの粉末だけアマゾンで買えばOK。
150L~200Lの浴槽に0.2ℊほどで大丈夫です。入れすぎても害はないので適当に多めに入れても問題なし。
ビタミンCさえ入れておけば塩素除去は完了しますが、あとで書くけど入浴剤を入れた方がおすすめっす。
お湯の温度を上げ過ぎない
お湯の温度を高く設定している人ほど肌へのダメージを与えていることになります。
熱すぎるお湯は肌への刺激になるばかりか、天然保湿因子や細胞間脂質をごっそり落としてしまうので肌のバリア機能を一気に低下させて、あっという間にかっさかさの乾燥した肌になってしまいます。
洗い物をイメージするとわかりやすい。
水で洗うよりお湯で洗う方が油汚れは簡単に落ちますよね?
肌もこれと同じ。
汚れを落とそう、汗をかこうとか熱いお湯はヒートショックプロテインを生み出すとか、熱いお湯を痒いところにあてるとめちゃくちゃ気持ち良いからとか、そんなことよりも肌のバリア機能をぶっ壊すことが一番マイナスなのでとにかく高温での入浴は絶対避けるべき。38度ぐらいの少しぬるめの温度で丁度いい。
皮脂は落とし過ぎても逆効果だし、ヒートショックプロテインはぬるめのお風呂で入浴しても発生するから熱いお湯である必要はない。
熱湯シャワーはアトピーだと頭ぶっ飛ぶぐらい気持ち良いけどリスク半端ないから絶対厳禁。
でも熱湯シャワー気持ちよすぎるからなかなかやめられないのわかる。
でもやり続けててもなんのメリットもないから一刻も早くやめる必要がある。
洗浄力の高すぎる安物のシャンプーやボディーソープなどは使わない
シャンプーやボディーソープがアトピーを悪化させていることもよくある。
皮膚のバリア機能が正常な人が使う分には問題なくても、バリア機能が機能してないアトピーの人が使うとこれも悪化させる要因になる。
基本的には洗浄力がマイルドなものがいいです。
それと有害なものがなるべく少ない低刺激な物。
頭皮や生え際、首や背中のアトピーがひどい人はすすぎ残しやシャンプーの刺激が強いっていうのが原因だったりします。
シャンプーのおすすめはさくらの森のハーブガーデンシャンプー。
これはアトピーの人のために作られたんじゃないかってほどアトピー性皮膚炎にピッタリなシャンプー。
これだけオーガニックにこだわってしかもペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)が入っているシャンプーで2000円台のものはまずないでしょう。
説明するとかなり長くなるから下の記事で書いてあるので気になる人は読んでください。
ハーブガーデンはアトピーや頭皮のフケ対策にオススメ!アトピーだっておしゃれなシャンプー使いたいわ!
体を洗うものはエテルノの薬用柿渋エチケットソープ・プレミアムがおすすめ。
この石鹸は洗浄力がマイルドかつ殺菌作用があるので黄色ブドウ球菌対策ができるから。
アトピーの人は普通の人以上に皮膚の黄色ブドウ球菌が繁殖しているから、殺菌力のあるものでちゃんと菌対策しないとならない。
脂漏性皮膚炎との併発の可能性もあるのでこれもぜひおすすめしたい。
必要以上に洗いすぎて肌バリア機能を壊さない
洗浄力の強すぎるシャンプーや石鹸を避けても1日に何度もお風呂に入って体を洗ったり、ナイロンタオルでゴシゴシ擦りつけるような洗い方をしていたら結局それも肌バリアを破壊していることになる。
アトピーの人は清潔にしなきゃっていう思いが強すぎるところもあるから、洗いすぎになりがちだけど、石けんやシャンプーは毎日使わなくても大丈夫。
シャワーでしっかり汚れを落として湯船に浸かればほとんどの汚れは落ちる。
菌対策はどうすんだよって思うだろうけど、そこは殺菌作用のある入浴剤を使うことでカバーできる。
ていうか入浴剤は絶対使った方が良い。
以前は入浴剤自体が刺激になるから使わない方がいいだろって思っていたけど、市販の化学物質が大量に入った物じゃなくて、低刺激の安全な物を使えばアトピーでも使えるしメリットは多い。
石けんやシャンプーを毎日使うのは皮膚バリアを壊すリスクも伴うわけだから、入浴剤を使うことはベストな選択だと思う。
シャンプーや石鹸のすすぎ残しがないよう十分にすすぐ
意外と盲点なのが洗剤のすすぎ残し。
合成界面活性剤が肌に残ったままだとそれが痒みを引き起こす原因にもなるので、すすぎには時間をかける。
洗う時間よりもすすぎに時間をかける。
よく言うのがシャンプーした後のすすぎは3分以上流すなんて言われているね。
生え際やうなじのアトピーもすすぎ残しが悪化させていることも多いので、すすぎを意識するだけで症状が改善することもある。
シャンプーや石鹸を毎日使わずに入浴剤入りの湯船につかるだけの日を作ればすすぎ残しのリスクも減るし、こういう意味でも入浴剤は効果的。
湯船には毎日15分ほど浸かる
社会人だと忙しいから毎日湯船に浸かるのはなかなか時間がかかるので短時間のシャワーで済ます人が多いけど、湯船には毎日浸かった方が良いです。
理由はたくさんあって、冒頭でも書いたけど
- 自律神経の乱れを正す
- 唾液の分泌を促す
- ストレス解消、リラックス効果
- 湯船につかることで筋肉を重力から解放することになり、筋肉の疲れを癒す
- 全身の血行が良くなるので新陳代謝が上がる、酸素や栄養が体の隅々まで行きわたり肌や細胞の再生に効果がある
- 汗腺の機能改善
- 低体温の改善
ざっとこれぐらいはある。
これらは皮膚の清潔さを保つっていうこととは別のメリット。
ここにアトピー治す方法に入浴が効果的な真の理由がある。
湯船に浸かることは皮膚の汚れを落とすだけじゃなくて、体の内側に働きかけることになるんです!
脱風呂でアトピーが良くなる!とか脱石鹸とかもあるけど、それでアトピーがよくなった人もいるだろうけど、感染症のリスクも考えると僕はお風呂入った方がいい派です。
脱風呂がアトピー治療の有効な選択肢に入る人もいるから一概に否定はしないけどね。
治療は人それぞれってところもアトピーのむずかしいところですね。
入浴は自律神経を整える
自律神経の乱れが体の不調を引き起こしているっていうのは聞いた事があると思います。
自律神経には体がアクティブな時に優位になる交感神経とリラックスした状態、休息モードの副交感神経の2種類があります。
http://health.suntory.co.jp/professor/vol15/ より引用
アトピーの人はストレスや緊張状態がずっと続いているので、交感神経優位の状態が続いています。
自律神経はどっちか一方に偏るんじゃなくて、バランスが保たれているのが一番良い状態。
この図で見ると交感神経が悪者みたいに思うかもしれないけど、そうじゃない。
仕事や勉強など集中力がいるときは体をアクティブな状態に切り替えないと体は高いパフォーマンスを発揮できない。そういう時は交感神経が優位になってもらわないといけない。
逆に寝るときや食後の体を休めたいときには副交感神経が働いてくれないと、体は休息モードにうまく切り替わってくれない。
多くの人は交感神経が高めの状態にあるといえます。そして、副交感神経が下がったままの状態で生活している人が圧倒的に多いのです。
つまりは、「副交感神経を高い状態に保つこと」が健康な人生を生きることにつながり、自分の能力を最大限に発揮できるように導いてくれるのです。
小林弘幸著:なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める より引用
それと胃腸の働きが活発になるのは副交感神経が働いているときなので、腸の働きが低下しているアトピー性皮膚炎の人は湯船にゆっくり浸かることで副交感神経を高めることで胃腸のケアにもなる。
それとお風呂に入ると血流が良くなるっていうのは、体が温まって血管が広がるからだと思っている人がほとんどだと思うけど、まぁ間違ってはないけど、副交感神経が優位になることで血管が広がるからという理由もあります。
血行が良くならない限り、どれだけ栄養を摂ってもいい保湿剤を塗ろうと、酸素も栄養もいきわたらないし、老廃物を運ぶことができないから、体はどんどん汚れていく。
血行を良くするっていうのはアトピーを治す上で絶対に解決しなきゃならない問題。
血管の状態が回復しないかぎり、その効果も高いものは望めません。
本当に大切なのは生活習慣の完全、それも副交感神経を上げる生活習慣を取り入れるかたちでの「改善」が重要なのです。
小林弘幸著:なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める より引用
それに一番効果的なのが、副交感神経を高めること、すなわち入浴です。
よく血行が良くなると痒みを引き起こすヒスタミンが全身を駆け巡って痒くなるから体を温めるのは良くないっていう意見も聞くけどそれは間違い。
虫歯があるのに歯医者が怖いから行かないっていってるようなもんだ。
それじゃあ根本的な解決にならない。
寝る前やお風呂上がりの副交感神経が優位になった時の痒みは、日中交感神経が過剰に優位になっているせいで、副交感神経が優位になった時の振り幅が大きくなるのが問題。
だから日中の交感神経を高ぶらせすぎないように注意すればバランスが取れるようになってくる。
おすすめは深呼吸やゆっくりした動作を心がけること。
ゆっくりとした深い呼吸は副交感神経を刺激するので、血管が開き、末梢まで血流がよくなります。そして、血流がよくなると筋肉が弛緩するので、体はリラックスします。
これが緊張したときに深呼吸をすると心が落ち着く最大の理由です。
高くなったテンションを抑えたいとき、もっともよいのは筋肉をコントロールすることなのですが、筋肉をコントロールしているのは血流で、血流をコントロールするのは自律神経です。
そして、現段階で自律神経を確実にコントロールできるのは何かというと「呼吸」なのです。
小林弘幸著:なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める より引用
どうしてもお風呂上りや寝る前痒すぎて我慢できない!っていう人は抗ヒスタミン剤やヒスタミンを抑える成分が入ったサプリを飲むのもおすすめです。
病院でステロイドと保湿剤以外にもザイザルなどの抗ヒスタミン剤も貰ってくるべきです。言わないとくれない皮膚科の先生多いから。
それと抗ヒスタミン作用のある成分が入ったサプリの方が僕はおすすめ。
実はビタミンCにもヒスタミンを抑える効果があります。
抗炎症作用と抗ヒスタミン作用、アレルギー抑制作用などたくさんの効果のある卵殻膜 美菜(ビサイ)をおすすめしたい。
お風呂上りの痒みという点以外にもアトピーに必要なものが一通り入っているからかなり優秀。
こっちの記事で詳しく書いてる。
アトピー対策で青汁飲むなら最強の青汁は卵殻膜美菜!Ⅲ型コラーゲンの卵殻膜と腸内ケアが他とは違う!
自律神経のバランスを整えるのに入浴はめっちゃ効果あるんだな。
自律神経についてはこっちに書いてあるからこれを読んでもらうと、どういうものかよりわかってもらえるかも。
自律神経の乱れが血流を悪くし、免疫力を低下させてアトピーを悪化させている!腸内環境の改善で自律神経のバランスは整う!
湯船にゆっくり浸かることで唾液がたくさん分泌される
お風呂の知られざる効果はまだあります。
それは入浴中は唾液の分泌が活発になることです。
いや、それがなによっていう人がほとんどだと思うけど、唾液にはアトピーを改善する効果がめっちゃ含まれてる。
皮膚の成長を助けてくれる成分や活性酸素を減らす効果、抗アレルギー作用もある天然のアトピー治療薬、アンチエイジング剤。自分の体からこんなすごい物が作られていて、アトピーにも効果がありまくりなのに知らない人が多すぎる。
http://www.8020zaidan.or.jp/pdf/kenko/daeki.pdf より引用
画像の引用元は8020推進財団という口腔と全身との関係に関する情報の 収集・提供・調査研究などを行っている団体のところから。
歯科に関係のある各種団体、企業の協力のもとに、厚生労働大臣の許可を得て設立されたのが8020推進財団だそうです。
つまりガチな情報。
唾液の効果は海外でもちゃんと研究されていて、しっかりエビデンス(化学的根拠)もある。
唾液の中には「パロチン」という成長ホルモンが含まれています。
「パロチン」には、筋肉・内臓・骨・歯などの生育を助けたり、発育を盛んにし、若さを保つ働きがあります。
また唾液には、EGF(上皮成長因子)というホルモンとNGF(神経成長因子)というホルモンがあります。
EGFは、体の内外を問わず、皮膚が傷ついた時に修復したり、新陳代謝を促す役割を果たしています。いわば、皮膚の若返り因子です。
NGFは脳を活性化して若返らせます。
つまり、唾液は皮膚も脳も若返らせる素晴らしい体液であるということです。
森 昭著:知っておきたい口の健康の基礎知識 体の不調は「唾液」を増やして解消するより引用
唾液にはもう一つ、アレルギーに対して大きな役割があります。それは”扁桃を守る”ということです。
扁桃には、T細胞という外敵から守ってくれる細胞があります。そのおかげで、私たちの体はずいぶん守られています。
しかし、このT細胞が過重労働になると、体全体に間違った信号を送ってしまうことがあります。
扁桃腺の腫れが腎臓病を引き起こすことはよく知られていますが、これは、T細胞の過重労働が引き起こした間違った情報によるものであることがわかってきました。
その他、手足がものすごいひび割れを起こすような病気”掌蹠膿疱症”や関節痛、心臓病、肩こり、大腸炎も、このT細胞の過労からくることがわかっています。
このT細胞の過労(慢性扁桃炎)を防ぐのが、唾液なのです。唾液が減少していると、本来、唾液が担う仕事も、扁桃に背負わしてしまうことで、免疫に関するいろいろな病気が発症してしまいます。
森 昭著:知っておきたい口の健康の基礎知識 体の不調は「唾液」を増やして解消するより引用
この本は唾液の効果や体にどんな影響を及ぼすかをわかりやすく説明してくれているので非常に読みやすいです。
唾液を増やす日常のコツや生活習慣なんかも書いてくれているから、ぜひ読んで取り入れてほしい。
お金もかからなくてこんなに効果があるんだから絶対やった方が良い。
エビデンスがある分他のよくわからん健康法とかやるよりもずっと健全。
で、そんな天然のアトピー治療薬の唾液をたくさん出すにはお風呂にゆっくり浸かるのが効果的。
38~39℃の少しぬるめのお湯にゆっくりつかることで、筋肉の癒しと同時に、その心地よい温熱刺激により副交感神経が優位となり、サラサラ唾液が出てきます。
~中略~
38~39℃のお湯というのは、熱いお風呂が好きな方には物足りない温度です。しかし、41℃を超えるお湯(少し熱めのお湯)に入るということは、交感神経が優位になってしまい、リラックスとは逆の効果となり、サラサラ唾液が出ることも期待できません。
気持ちはリラックスしているつもりでも、体はリラックスしていないのです。
~中略~
38~39℃の少しぬるめの湯温は副交感神経を刺激して、サラサラ唾液が出るようになります。
- 血圧を低下させるので、高血圧の方によい
- 脈拍数を低下させるので、疲れを癒すのによい
- 精神をリラックスさせるので、不眠症の方によい
湯船につからず、シャワーだけで済ませてしまう方も多いようですが、体についた汚れや汗を落とす効果は期待できますが、シャワーだけでは、体の疲れも精神の疲れも癒されません。
森 昭著:知っておきたい口の健康の基礎知識 体の不調は「唾液」を増やして解消するより引用
ポイントはぬるめの温度というところ。
熱すぎる温度だと交感神経が活発になるからお風呂のリラックス効果や唾液の分泌が期待できなくなる。
つまり熱湯シャワーをいつまでもやっていると、お風呂のメリットを受けられないってこと。
熱湯シャワー、ダメ、ゼッタイ。
もっと唾液について知りたい方はこちらの記事にまとめてあるよ。
咀嚼とアトピーの関係。よく噛む効果=唾液の解毒!アトピーを治したいなら食事はよく噛んで食え!
お風呂につかることで低下した汗腺の機能のトレーニングになる
アトピーの人は汗をかく機能が低下しているっていわれてもピンとこない思うけど、重症のアトピー患者だと、全然汗かかないっていうかかけない。
汗がでないくせに汗が出そうになる、ちょっと汗かくとめっちゃ痒くなってくる。
これはなんでかというと、汗をかく際にアセチルコリンという神経伝達物質が放出されるから。
アトピー性皮膚炎だと、このアセチルコリンに対して過剰に反応しやすく、周囲のマスト細胞ってのを刺激して、痒みを引き起こすヒスタミンを放出する。
だから汗をかいてなくても汗が出そうになるだけでこういう反応が起きて痒くなるよっていうわけ。
https://www.nakayamashoten.jp/sample/pdf/978-4-521-73353-1.pdf より引用
このアセチルコリンの過剰反応は自己免疫疾患の一つなので、自律神経や免疫力の働きを高めてバランスを整えれば改善されていく見込みがあるようです。
それと対策としては抗ヒスタミン剤やヒスタミンの発生を抑制する成分を摂ることも有効とされている。
アトピー性皮膚炎患者は発汗量が少ないのでしょうか?私達は定量的軸索反射性発汗試験 を用いた発汗量の評価を行い、アトピー性皮膚炎患者の発汗量の低下を確認しました。
この結果からアレルギー炎症の病態形成に関わる因子が発汗を抑制するのではないかと考えました。
探索の結果、ヒスタミンはアセチルコリン刺激に伴う発汗を抑制する事がわかりました。
抗ヒスタミン薬をうまく使うことで発汗抑制は改善できそうです。
http://dermatology.xsrv.jp/pdf/H26-11-15.pdf より引用
和歌山県皮膚科医会の研究データから引用。
もうひとつは、汗をかいても普通の健康な皮膚なら皮膚上で菌が増えすぎる事はないけど、アトピー性皮膚炎の場合皮膚の殺菌力が低下しているので、黄色ブドウ球菌が増えすぎて、「スーパー抗原毒素」が発生し、これによっても痒くなる。
だから汗をかいた時はこまめに拭き取るなどして、菌対策も必要になってくる。
それとアトピー性皮膚炎は本当に汗の量が少ないのかというデータもちゃんとあります。
私たちはアトピー性皮膚炎成人例における発汗機能をアセチルコリンによ る定量的軸索反射発汗試験によって評価しました。
この試験ではアセチルコリンをイオントフォレーシスによって皮膚に浸透させ、軸索反射性に誘発された発汗量と発汗に要する時間を測定することができます。
この結果、アトピー性皮膚炎の発汗量は健常人の半分程度まで有意に減少していることがわかりました。
さらにアトピー性皮膚炎群では発汗するまでに長く時間がかかっていたのです。
以上の結果よりアトピー性皮膚炎では発汗すべき時 に少しずつ、ゆっくりとしか汗がでないことがわかります。では、なぜアトピー性皮膚炎で発汗機能が低下しているのかに疑問が残ります。
過去の報告によりますと、皮膚炎に対する適切な外用治療によって発汗機能が改善したとの報告がありますので、アレルギー炎症は発汗機能低下の原因の一旦を担う事が想像され ました。
実際、私達はマウスを用いた発汗機能評価において、アレルギー炎症に関わるヒスタミンが発汗を抑制する現象を確認しています。
以上の結果を合わせると、思春期 における生理機能の変調、アレルギー炎症が発汗量を減少させ、アトピー性皮膚炎の増悪に関与すると考えられます。
http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-130314.pdf より引用
マルホ株式会社がラジオ日経で放送しているマルホ皮膚科セミナーという番組の中の資料。
ヒスタミンが発汗を抑制していることもあってやっぱりアトピーだと汗をかく量が少ないということがわかっている。
じゃあヒスタミンだけなんとかすればちゃんと汗をかけるのかというと、それだけでは不十分で、衰えた汗腺の機能自体を正常に戻してやらないとダメ。
汗腺っていうのは汗を排出する通り道のことで、こいつは使われないとどんどん機能が低下していく。
その結果最終的に汗腺が詰まって汗がどこにも排出できずに湿疹や痒みが起こる。
http://enmem.com/skin/prickly.htmlより引用
汗をかくことで人は体温調整を行っているので、アトピーの人はうまく体温調整できずに皮膚に熱を持って余計痒いっていう悪循環も起こる。
だから汗腺のトレーニングを行って、正しく汗をかけるようになることがアトピー治療にも有効。
ちなみに汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。
エクリン線は全身に分布し、体温調整を行うため汗のほとんどがエクリン線から排出されます。
だけどエクリン汗腺の機能が低下していると、アポクリン汗腺からの発汗も増えるし臭いもきつくなる。
http://www.kao.com/jp/skincare/structure_06.html より引用
汗をちゃんとかけないと、いざ汗をかいた時にめっちゃ汗臭いというか脂臭いというかおっさんの臭いがするからマジこの辺も注意。
前置きが長くなったけど、アトピーで低下した汗腺の機能もトレーニングすれば正常にすることができます。
単純に汗腺も開かせて積極的に汗をかけばいいのです。
だから適度な運動が効果的。
筋トレみたいにがっつりやらなくてもウォーキングや有酸素運動、ストレッチなんかを時間をかけてゆっくりやるだけで効果的。
ポイントはアトピーだと汗をかき始めるまでに時間がかかるので、なるべく短時間で終わらせないこと。
いくら汗をかきにくいアトピーだからといって全く汗が出ないわけではないので、徐々に汗をかけるようになってくる。
汗腺のリハビリっすね。
お風呂に入ることも汗をかくことができるし、自律神経の乱れも影響しているので、自律神経のバランスも整えられる入浴はかなり効果的。
汗が出にくいという状態は自律神経がうまく働いていない状態で、サラサラ唾液の出も悪くなります。ゆっくりと体の芯まで温め、血行をよくして発汗をすることは、自律神経のバランスを取り戻すのにとても有効な方法です。
森 昭著:知っておきたい口の健康の基礎知識 体の不調は「唾液」を増やして解消するより引用
デトックスとかももちろんそうだけど、自律神経を整えるため、汗腺トレーニングにもお風呂に浸かるっていうのはめっちゃ有効だから、お風呂はシャワーだけで済ますっていうのはマジでもったいない。
とにかくゆっくりと湯船に浸かることは、体にとって嬉しい効果しかないので、アトピーを治すために絶対取り入れた方が良いって断言できます。
でも痒すぎてお風呂入れねぇんだよバカ野郎っていう人いっぱいいると思う。
そういう人のためにあるのが入浴剤です。
入浴剤ってただの趣向品、気休めだと思っていたんだけど、アトピーで湯船に入れない、風呂上りが痒すぎるっていう人には実はめっちゃ有効。
アトピーにおすすめの入浴剤
入浴剤を使えばアトピーのお風呂の辛さ、痒すぎてお風呂が入れないっていうことが軽減されます。
入浴剤なんか化学物質なんかが肌に刺激になるだけで必要ないだろって思ってたんだけど、使ってみたら予想外に良いものでした。
入浴剤ならなんでもいいのかというとそんなことはないっす。
まず、スーパーやドラッグストアのクソ安い入浴剤は避けた方がいい。
まず、着色料や刺激となる化学物質が入りまくっていること。
化学物質が悪、天然成分が正義ってわけではないけど、それにしても市販のものは余計なものまで入りすぎている。
それと血行促進とかうんたらかんたら書いているけど、成分表示のトリックというか有効な効果を発揮する量が含まれていなくてもその効果を謳えるから実際は効果ないものなどが多い。
発汗を促す成分が入っていたりするけど、そういう成分は交感神経を刺激するから副交感神経を高めるための入浴の本来の効果を損なってしまう。
だからいくら安くても効果なかったりアトピーが悪化したりで結果的に高くつく。
そういう粗悪なものを除外して、アトピーにおすすめしたい入浴剤は「みんなの肌潤風呂」です。
みんなの肌潤糖風呂がアトピーにおすすめ
アトピー用保湿剤として有名な「みんなの肌潤糖」のメーカー北の快適工房のものっす。
肌潤糖は使ったことあるんだけど僕的にはいまいちだったから、もう使うことはないけど、(保湿した後洗い流すってのがどうもしっくりこないしめんどくさいから使い勝手悪い)こっちのみんなの肌潤風呂の入浴剤の方はかなりいいです。
なかなかでかい箱で届きます。600gだから大きいのはまぁしゃあない。
成分表示はこんな感じ。
着色料や刺激になるようなものは入っていないので低刺激。
これでアトピーが悪化するような成分は入っていないから肌潤風呂でアトピーが悪化するリスクは低いかな。
別府市の明礬温泉(みょうばん温泉)で作られる湯の華が入っているので、自宅のお風呂でも明礬温泉とほとんど同じ効果を得られる。
まさに自宅にいながら湯治。
明礬温泉は別府八湯の中でも温泉薬効が極めて高い名湯。
温泉の効能ってどこもたいがい一緒だけど神経痛、慢性消化器病、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病にも効果があるそうです。
無機塩類が皮膚のたんぱく質と結合して膜を作ってくれるのでこれがお風呂上がりの乾燥を防いでくれる。
そして皮膚や汗腺の脂肪や汚れを乳化してくれる洗浄効果もあります。
つまり汗腺の機能が眠った、休眠状態のアトピーの汗腺のつまりを改善するのに効果的なんです。
お風呂に入れた感じは柑橘系の匂いで温泉!って感じの硫黄の匂いはない。
お湯はトロトロしてちょっとヌルっとした感触になります。
塩素も除去してくれるのでピリピリする痒みが和らぐっていうかかなり快適。
風呂上りもプラセボかもしれないけど痒みがマシだし保湿剤をすぐ塗らなくてもガサガサにならない。
アトピーじゃない健康な皮膚なら保湿剤いらないかも。
定期コースじゃなくて単品でも買えるし、いつでも解約できるお試し定期便、しかも全額保証付きだから試しやすいのも嬉しい。
気にいらなかったら返しちまえばいいんだよ。
ただ注文するときになんか定期コースにするのがおすすめですよ!とかお試しでこれもどうすか?みたいなのが出まくってくるのがちょっとうざい。(別に悪い物勧められてるわけじゃないんだけど気分的に)
定価でも3000円ぐらいだし一袋で1ヵ月はもつから、僕の中では値段以上のポテンシャルあるなって思う。
みんなの肌潤風呂使ったことあるけどあんまりやわ。。っていう人や、100%オーガニックのものが良い!って人はカモミール100%の濃密入浴剤『華密恋』(カミツレン)がおすすめ。
抗アレルギー作用もあるし抗炎症作用や保湿力もあるので、こっちも普通にアトピーならおすすめ。
定期購入コースとかないから欲しい時に買って、気分で使い分けるのもアリ。
ただ、カミツレンの場合は塩素除去効果は謳ってないからビタミンCを一緒に入れることが必須です。
シャワーでまず十分流してからシャンプー、石鹸、そして入浴
アトピーを良くするための正しい入浴方法なんて調べるとまぁいっぱい出てきて、先に体を洗うのか最後に洗うのかどっちやねんって悩むでしょう。
僕もそうでした。
これはどっちが正しいのかはなかなか言い切るのは難しいと思うので、僕のやり方を書きます。
先に言うと僕は入浴剤を使う人なので体は先に洗います。
ステロイドとかワセリンはなかなか落ちないし、黄色ブドウ球菌などの菌もそのままにして湯船に入るのはなんかちょっと抵抗あるからです。
汚れは湯船で落とすものって考え方もあるけど、余計なものはなるべく入れたくないのが僕の考え。
その前にお風呂に入る前にコップ1杯分ぐらいの水を必ず飲みます。
汗をかきやすくするためと、血の巡りを良くするためです。
夏場とかは脱水症状になることもあるのであんまり甘く見ない方が良い。
浴室に入ったらまず、シャワーで十分に体を流します。
アトピーで保湿剤やステロイドなど塗りたくった肌には、ほこりやアレルゲン、さまざまな菌がべっとり付着しています。
なのでいきなり石鹸で洗わずにまずはお湯であらかたの汚れを洗い流します。
それといきなり髪や体を石鹸で洗っても汚れは落ちにくいし、このお湯だけの予洗いでほとんどの汚れは落ちるそう。
3分ぐらいは流すかな。
次に髪の毛を洗ってよく流し、体と顔をいっぺんに洗います。
僕は体を洗っている柿渋石鹸でそのまま顔も洗ってますが特に問題はないです。合わない人は顔は顔用の洗顔料を使ってください。
そしてまた3~5分ぐらい頭からシャワーかぶってすすぎます。
すすぎは丁寧に。
それから入浴剤を入れた湯船につかります。
頭まで潜って頭をすすいだりもしてます。
そのまま15分入って最後にシャワーで流して終わり。
まぁそんな特別な入り方でもないですけど。
いつもお風呂場に防水のスピーカー持って音楽聞きながら入ってますね。
あとお風呂場の電気は付けずに暗くして、できるだけリラックスしようと心がけてます。別にこれは必須じゃないただの僕の趣向です。
今は症状出てないしアトピーはうつるものじゃないので娘とも入ったりも普通にしますよ。
肌潤風呂は子どもでも安心して使えますよ。
そもそも子どもが入れない温泉ってないと思うし。(もしかしたらあるのかも。。)
先に体を洗うのはシャンプーなどのすすぎ残しがないようにするためですね。
せっかく洗ったのに湯船につかるとまた菌がついたり皮脂が排出されて洗った意味ないんじゃないの?って思うかもしれないけど、そこは入浴剤に殺菌作用や汚れ落ちの効果があるから問題ない。
湯船に浸かった後洗うとどうしても皮脂を取りすぎて、肌が乾燥気味になってしまうので先に洗うようにしている意味もあります。
しかも入浴剤は保湿効果があるからその後洗うと保湿の効果も低下するので。
入浴剤によっては洗い流さずにそのままにしろっていうものもあるけど、僕は気持ち悪いから普通に洗い流しますが、保湿効果は感じられてます。
肌潤糖風呂も洗い流さないのがおすすめ!書いてあるけど僕は無視して洗い流しています。
洗い流したいでしょ普通。
洗い流さない方が保湿効果は高いかもしれないので、気になる方は洗い流さずにそのままでも大丈夫です。
それとイソジンで体全体を消毒するときは体を石鹸で洗って湯船に浸かる前のタイミングでやってます。
シャンプーと石鹸を使わない日もあるので、そのときはシャワーだけ気持ち丁寧にして湯船つかります。
石けんもシャンプーも毎日使わない方がアトピーにはいいっていうけど、湯船に入ることが前提の話だから気を付けて。
シャワーだけでこれやると脂や菌がどうしても残るし、下手すると悪化することもあるから。
体を先に洗ってからお風呂に入ればすすぎ残しのリスクも減るし、入浴剤を使うならなおさらお風呂につかる前の方が効果を十分に発揮できるんじゃないかなーっていうのが僕の考え方です。
シャワーの塩素除去と入浴剤でお風呂の辛さがなくなって一気に楽になる
だいぶ長くなってしまったけど、アトピーを治すために入浴は有効ですよっていうことが言いたかったんです。
ただし、シャワーと浴槽の塩素除去をすることが大前提ね。
お風呂の塩素の害は水道水を飲むことよりはるかに危険だから。
それと入浴剤のメリットをもっと早く知っておけばよかったなって思う。
入浴剤の添加物や化学物質なんかよけい肌に刺激になるだけやろ、そもそも洗い流すのに保湿もクソもあるかよって思っていたんだけど僕の間違いでした。
塩素除去もできるし菌対策も保湿もできるし痒みも減るし良いこと尽くしじゃないか。
アトピーに効く温泉や湯治は効果が認められているのを知っているのに、入浴剤を信じなかったのも変な話だと我ながら思う。
肌潤風呂ってアトピーの人のために作られたものなんだけど、こういう製品ってなんというかアトピーで悩む人をカモにするようないかがわしいものだと思って敬遠してた。
今までいろいろ試してきて効果がでなくてうんざりしているから、アトピーに効きます!みたいなのを前面に出している製品ってなんか好きになれなくて。
同じところから出ている「みんなの肌潤糖」っていう保湿剤があって、使った事があるんだけど、どうも僕には合わなかったので入浴剤の方も信用してなかったんだよね。
レビューや口コミ見ても評価が高いから逆にそれも怪しく思えて肌潤風呂は効果ないって決めつけてた。
だけど使ってみたら入浴剤のイメージが変わっちゃったね。
アリじゃん入浴剤って思ったから、入浴剤敬遠している人もみんなの肌潤風呂は一回試してほしい。
肌潤風呂でアトピーが治るまでいかなくても、湯船に浸かった時の痒みや風呂上がりの痒みは軽減できるので、お風呂に浸かることができるようになるということだけでも自律神経を整えることや汗腺トレーニングになるんだから、結果的にアトピー完治に対してメリットがあると言える。
アトピーを治すには生活習慣の改善が必要ですし、お風呂の習慣を変えることはマジで有効な手段っす。
ただ、医者から入浴を制限されるような皮膚がただれているぐらいの超重症アトピーの人だと、無理してまでお風呂に入るのは危険かもしれません。
そういう人じゃなくて、お風呂は入れるレベルだよっていう人に向けて書いた記事ですので、本当に入院も視野に入るようなレベルの方は入浴制限っていう方法も選択肢に入るので、こればっかりは信頼できる医者との話し合いを優先してください。