副腎疲労対策がアトピーの根本治療!腸内環境改善が最高の副腎ケア!副腎疲労対策方まとめとおすすめの乳酸菌サプリ
2019/11/10

アトピーは免疫力を高めることが大事!
ということで、免疫力は自律神経で決まるよってことをこちらの記事で以前書いたのですが、自律神経の乱れを整えるためにも大事になってくるのが「副腎」の働きを正常化させることです。
自律神経の乱れが血流を悪くし、免疫力を低下させてアトピーを悪化させている!腸内環境の改善で自律神経のバランスは整う!
自律神経が整えば副腎も機能を取り戻すけど、副腎に負担をかけない生活を意識することで自律神経もアトピーも回復に向かいます。
アトピーの人ていうのはほぼ全員が副腎が疲れ果てている。
ストレスに弱いのも、夜眠れなくて朝起きられないのも、疲れやすいのもぼーっとするのも全部副腎疲労が原因です!
日本では副腎にはまだあまり注目されていませんが、アメリカの抗加齢医学界やヨーロッパでは、あらゆる病気を治療する際にまず「副腎のケア」をすることはもはや常識となっています。
どんな治療も副腎のケアが大前提で進んでいます。
ってことはアトピー治療の土台も副腎のケアなしには進まないってことです。
副腎が疲れ切って本来の働きができなくなっている状態を「副腎疲労」というのだけど、免疫力とかホルモンバランスを整えてアトピーを治すっていのは副腎のケアを行って、この副腎疲労から回復することを指しているんだよね。
副腎疲労をほったらかしにして、他のアトピー対策をしていても効果は半減するからもったいないし、副腎疲労対策はアトピーの根本治療ともいえるので、積極的に取り組むべし。
で、一番効果のある副腎疲労対策は腸内環境改善です。
副腎疲労と副腎疲労対策についてざっくりですがまとめたのが今回の記事です。
最近は腸内環境、乳酸菌がアトピーに効くとかやたら言われているけど、ちゃんとわかって言っているのかいまいちなところが多かったので、腸のケアはもっと大きな意味があるんだよ!!っていうのを伝えたくてくっそ長い記事になってます。
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副腎の働きと副腎疲労
副腎とはなんぞやというのをざっくり簡単に説明します。
http://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/adrenal_dysfunction/より引用
副腎というのは腎臓の上にあるホルモンを分泌する内分泌器官です。
名前からして腎臓のサブ的な役割っぽいのですが、そうではなくてクッソ重要な器官なので軽く見ないように。
ホルモンを分泌する内分泌器官は他にも
- 甲状腺ホルモンを分泌する甲状腺
- 性ホルモンを分泌する卵巣、精巣
- インスリンを分泌するすい臓
- 脳の下垂体、松果体
などがありますが、これらの内分泌器官の土台となっているのが副腎なので、副腎の働きに異常が起こると、すべてのホルモンバランスが乱れ、免疫力が落ちるなどいろんな不調が起こるので、内分泌器官の中で一番重要な臓器です。
そもそも体の不調や病気、老化とは
老化や病気というのは医学的にみると全部炎症反応と言えます。偉い人が言っていたので間違いありません。
血管で炎症が起これば動脈硬化、脳で炎症が起これば脳梗塞、肌で炎症が起こればシミやしわ、アトピーの痒みなど、結局は全部炎症です。
普通に生きているだけでも体内では炎症は起こり続けているので、ほっといたらすぐに病気になったり不調が出るんだけど、そうならないように炎症を食い止めてくれる火事の火消し役のようなものがいます。
それがコルチゾールというステロイドホルモンです。
ステロイドホルモンは副腎で作られます。
ステロイドってアトピーが皮膚の塗るあのステロイドです。
アトピーで使うステロイド剤は副腎皮質ホルモン剤という名前で、体の中(副腎)で作られるステロイドと同じ働きをします。
ステロイドを塗れば皮膚に炎症はすぐ治りますよね?
だから本来副腎から正しくコルチゾールなどのステロイドホルモンが分泌されていれば、ステロイド剤を皮膚に塗った時と同じぐらい炎症を治す力があるんです。
アトピー性皮膚炎はこの体内のステロイドを作る力が極端に低下している。だから炎症を自力で治せない。
病気や老化に強い体、アトピーの炎症を治すっていうのは副腎が正常に働いてくれることが第一です。
副腎の働き
副腎はホルモンを分泌している大切な器官。コルチゾールなどのステロイドホルモンをはじめ、50種類以上の副腎皮質ホルモン、副腎髄質ホルモンが分泌されていて、体のいろんな機能を調整しています。
- 血糖値の維持
- 免疫機能の調整
- 血圧の調整
- 神経系のサポート
- 骨の代謝作用
- ストレスから体を守る
- 抗炎症作用
- 水分の調整
- 解毒作用
- 睡眠のコントロール
- 腸内環境の正常化
ここに書いた以上にもっともっと役割はあるけど、なにも意識しなくても健康に生きていけるように、なんでもかんでも引き受けてくれています。
だからひとたび副腎の機能が低下すると、上に書いたような無意識のうちに体が調整してくれていることがだんだんうまくいかなくって、なんだか最近だるい、疲れやすい、傷の治りが遅い、アトピーの症状がひどくなるなどの不調が出てくるのです。
自律神経もこの副腎からのホルモンに影響を受けるので、自律神経のバランスを整えるためにも副腎のケアは欠かせないってことです。
免疫力は副腎で決まる
免疫力は自律神経で決まるとも言いましたが、自律神経のバランスをコントロールしているのも副腎をはじめ各内分泌系から分泌されるホルモンです。
まぁタマゴが先か鶏が先かみたいな話に近くて、どっちか先かは曖昧だけど、どちらが良くなろうが悪くなろうがそれに影響を受けるのでぶっちゃけどっちが先かはそこまで重要でもないけど、副腎のケアが免疫力に影響するのは100%確実なので、免疫力を高めたいなら自律神経のケアと同時に副腎疲労対策を行うのが一番。
免疫機能をコントロールしているコルチゾールが不足すると、免疫力が低下するばかりか炎症を抑えられなくなり、体中の炎症がどんどん症状として表面化していきます。
内分泌系の土台となっている副腎の機能が低下すると、他の内分泌系にも影響が出始め、甲状腺の機能も低下します。
そうすると免疫力の低下に拍車がかかり、ますます免疫力が下がっていきます。
免疫機能をコントロールするのも副腎のコルチゾールの働きですから、副腎が疲れていてコルチゾールが不足すると、免疫機能をうまく調整することができなくなってしまうのです。
また、バセドー病や橋本病など、甲状腺で起こる病気は、とくに副腎機能の低下と関係があります。
ホルモンの土台である副腎が弱ると甲状腺の機能も弱るため、体内で免疫の異常が起こっているのです。
このように、自己免疫疾患を改善するためには、副腎を元気にすることが重要です。
~中略~
副腎が疲弊していてコルチゾールが不足すると、アレルギーの炎症を抑えきれなくなり、ある日突然、アレルギーを発症したり、症状を悪化させるのです。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
副腎の働きや副腎疲労などについて初めて勉強するならこの本が読みやすくてとてもおすすめです。
ちなみに夫の本間龍介先生はアトピーだったそうですが、副腎疲労を改善した結果アトピーが治ったそうです。
体内のステロイド(コルチゾール)は副腎で作られる
副腎ケアが体にもアトピーにも良いということはわかったと思うけど、アトピーの人はこれまで体に良いと言われることは一通りやってきたと思うので、もっと核心的なことを言います。
それは体内のステロイドホルモンは副腎で作られるので、副腎の機能を正常化させればステロイド剤を塗らなくても皮膚の炎症を抑えることができるからです。
ステロイド外用剤は塗ればアトピーの痒みも炎症もすぐに治してくれる魔法のような薬と思いがちですが、それと同じ力を体の中で作り出せるのです。
逆にいうと普通はそれだけ炎症を治せる力があるのに、アトピーの人は副腎が疲労して機能が低下しているからステロイドを使わないといけないということ。
副腎疲労が治って正常にステロイドホルモン、コルチゾールを作り出せるようになればステロイド外用剤も内服もいらないんです。
コルチゾールはアトピーの炎症だけじゃなく、体中の炎症を抑える体の火事の火消し役。
今まで不調が起きていた部分の炎症が治っていき、みるみるうちに健康な体を手に入れることができますよ!
副腎疲労とは
副腎疲労とは文字通り副腎が疲れている状態のことですが、なんで副腎すぐ疲れてしまうん?というと副腎の仕事は多岐にわたり、1日中休む間もなく働きっぱなしです。
現代人の生活は何気なく暮らしていても副腎を疲れさせる生活習慣になっています。
別に何もしていないけどなんだか疲れやすくなったとか、年齢とともに体の調子が悪くなっていくとか所謂老化も、副腎が疲れて炎症を抑えきれなくなった結果です。
副腎を疲れやすくする生活習慣とは例えば
- 朝ご飯はパンとコーヒー
- 魚料理はほとんど食べずに外食やコンビニ、出来合いのもの
- ジュースを良く飲んだり甘いものを頻繁に食べる
- テレビやパソコン、スマホを寝る直前まで見ている
- 過度の喫煙や飲酒
などなどまぁ何気ないことですけど、実はこれらは副腎を疲れさせる原因になっています。
いたって普通のことですけど、逆に言えば当たり前のように副腎を疲れさせているのが今の生活習慣なんです。
だから「別に私は特別悪いことはしていないぞ!副腎疲労なんて私には関係ない!」
とは言えないんですよね。
みんながみんな副腎が疲れやすい生活を送っているんですから。
今は若い人にも副腎疲労が増えているそうです。
20代になると誰でも大なり小なり副腎疲労は当てはまります。
そもそもアトピーの症状が出ている時点で副腎疲労も疑ってかかるべきです。
それとアトピーでステロイド剤を塗っていると、自力でステロイドを作る力が弱くなるので、ステロイドを長期で使用していると副腎の機能も低下します。
なので、もう何年もアトピーで苦しんでいる人は確実に副腎機能が低下しています。
体の不調は副腎疲労が原因
副腎がすべてのホルモンを作り出す内分泌器官の土台なので、土台の副腎が機能しないとその上にある他の内分泌器官の機能も全部崩れちゃう。
影響があるのは内分泌器官だけじゃなく、他の臓器や血管、さらには脳、体全体の問題になってくる。
それだけホルモンっていうのは重要なものなので、ホルモンバランスを整えようって言われるの、なにも肌だけの問題じゃなくてこういった面から。
なんとなく体調悪いとか眠れないとか朝起きれないとかは、もろに副腎疲労の症状だし、便秘や腸内環境の悪化、アトピーだって副腎の機能が低下しているとその症状は顕著になります。
よく病気の根本から治療しようとか、アトピーの原因を取り除くことが根治治療だっていうけど、原因や根本的なものは副腎疲労にある。
海外ではどんな病気の治療もまずは副腎疲労の改善、副腎機能の正常化から始まります。
日本ではあまり注目されていない「副腎」ですが、アメリカの抗加齢医学界はもちろん、ヨーロッパでも、あらゆる病気や症状を治療する際に、まず「副腎ケア」をすることはもはや常識となっています。
アメリカで抗加齢医学のセミナー勉強会に参加したときに驚いたのは、「副腎ケアが大前提」で、すべての治療が進んでいることでした。
当たり前のことなので、誰も副腎ケアについて教えてくれなかったのです。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
だから全ての病気、アトピーももちろん対処療法ではなく原因療法、根治治療を考えるなら、症状が出ている場所にだけ注目すればいいわけではなく、副腎に注目しないといけないんです。
腸内環境が悪いと副腎も疲れてしまう
副腎疲労は腸内環境に滅茶苦茶影響されます。
腸が悪くなると例えば、便秘や下痢や腹痛、おならがよく出るとかそれぐらいのものだと思っているとしたら、それは間違いです。
副腎が体全体に影響するように、腸も体全体に影響します。
腸内環境はアトピー治療で僕がもっとも大切だと思っている。
それは分子栄養学を調べて、栄養をいう視点、自律神経のバランス、肌へのアプローチ、副腎のケア、免疫力、すべての面から見て一番重要な器官は腸だと間違いないという自信があるからです。
詳しくは後半でちゃんと説明するけど、とにかく腸内環境が副腎ケアの第一歩です。
肝臓の機能低下も副腎疲労が原因
肝臓が悪いっていうのはなかなか実感することがないけど、実はアトピー性皮膚炎患者は健康な人に比べて脂肪肝になっている確率が高いことがわかっています。
脂肪肝というと太っている人じゃない限り心配する必要がないように思えますが、瘦せていても脂肪肝になります。
肝臓の主な仕事は解毒ですが、これも副腎の機能が低下していると、肝臓の仕事が増えて肝臓が疲れてしまい、肝機能が低下します。
順番的には腸が悪くなり、未消化のものが毒素をまき散らし、それを処理する肝臓の負担が増え、処理しきれなくなった毒素が血液に乗ってまた全身にまわるという悪循環です。
脂肪肝や肝機能改善は運動なども効果的ですが、食生活を見直すことが大事。
肝臓の余計な仕事を増やさないこと。
そして副腎疲労の原因ともなる腸内環境の改善を真っ先に行うことで、肝臓のケアにも繋がります。
副腎疲労のサイン
副腎疲労が起こっている人はみんな同じような症状が出ます。
ただこれはアトピーでずっと体調が悪い、副腎疲労が続いている人だと、日常化して慣れてしまい、症状として感じなくなっている人が多いです。
副腎の疲労によりコルチゾールの減少により、炎症が抑えられずに皮膚の炎症はもちろん、体中で炎症が消えずに慢性的になっています。
つまりアトピーは皮膚の炎症がいつも起きているからコルチゾール不足なのは明らかなので、100%副腎疲労だと言えます。
それ以外では
- 夜眠れない
- 朝起きられない
- 日中の眠気、ぼーっとする、やる気が起きない
- 記憶力の低下
- 便秘や下痢、お腹の張りなどの腸トラブル
- 肝機能の低下
- 怒りっぽい、イライラしやすい、感情のコントロールができない
- いつも気分が悪い、不安な気持ちになる、
- 皮膚の乾燥や髪がバサバサになるなど皮膚、髪の毛のトラブル
これらが当てはまるようなら副腎の機能低下を疑った方が良いです。
副腎の機能が低下していても、「ちょっと疲れているだけかな」ぐらいで気づかずに、気にも留めずに過ごしてしまいがちですが、これらの症状は副腎疲労のサインであり、副腎疲労という原因のあるものなので、その原因を取り除けば解消されるものなのです!
アトピーは副腎疲労になっている
アトピー性皮膚炎患者はほぼ例外なく副腎疲労により副腎の機能が低下しています。
アトピーの症状である皮膚の痒みや炎症も副腎疲労によるコルチゾールを始め各種ホルモンの不足、バランスの乱れが影響しているし、それ以外のアトピーの人にあてはまる体調不良(不眠や不安、腸内環境の、乱れなど)も副腎疲労で現れる症状と一致します。
つまり副腎疲労を治すことができれば、アトピーの症状も回復に向かうということです。
実際副腎疲労が改善されてアトピーやアレルギーが治った、改善された例はあるので、今までのアトピー対策や治療法でなかなかアトピーが治らない人は副腎のケアをやってみることをオススメします。
ステロイドの長期使用が副腎機能を低下させている
アトピーの期間が長く、長期にわたってステロイド外用剤を使用している人は、副腎の機能が低下し、自力でステロイドホルモンを作る力が低下している。
ステロイド外用剤を使用すると、副腎は自分でステロイドホルモンを作らなくても外部から与えられるため、ステロイドホルモンの生産を抑えてしまいます。
その状態が長く続くと、副腎は自分でステロイドホルモンを作る力がどんどん弱っていき、最終的に自力でホルモンをうまく作れなくなってしまうっていうわけですよ。
長年のステロイド漬けによりアトピー性皮膚炎患者はほとんどの人が副腎疲労に気づかないうちになっているんだよね。
副腎を酷使する生活を続けた結果、ホルモンをうまく作れなくなり、免疫異常が起きてアトピーになってしまったということもあります。
脱ステで一気に炎症がぶり返す、脱ステによるリバウンドは、急にステロイドをやめても弱った副腎はコルチゾールの生産量が非常に少なくなっているので、炎症を抑える十分な量のステロイドホルモンを作れないからっていう理由です。
体内に溜まった酸化ステロイドがどうのこうのとかよりも、副腎の機能低下が急な脱ステでリバウンドする大きな原因です。
だからいきなり
「ステロイドはアトピーを完治できない!脱ステこそアトピーの根本的な治療だ!」
と副腎のことも考えずに無謀な脱ステをするとほどんどの場合ひどい目にあいます。(もちろん経験済み)
脱ステでベッドから起き上がれないぐらいの人とかは、ステロイドなしじゃ基本的な体の機能が維持できなくなっているぐらい副腎機能が極度に低下してしまったから、急に脱ステするとそういうことになる。
脱ステはむやみやたらにすればいいってもんじゃない、マジで。
脱ステはしなければならないという強迫観念は余計アトピーに悪いです。
脱ステよりも副腎のケアをして、まずは弱った副腎の機能を取り戻すことを先に考えましょう。
アトピーで夜眠れない、朝起きられない、やる気が出ないのは副腎疲労が原因
副腎機能が低下し、ホルモンバランスが乱れると、睡眠にも影響します。
睡眠は自律神経だけではなく、ホルモンによってもコントロールされているので、ホルモンの生産を担う内分泌系をしっかり働かせて、各種ホルモンの生産を正しくすることが必要不可欠。
そこで内分泌系の土台の副腎のケアという風につながります。
アトピーの人は夜なかなか眠れなくて早く布団に入っても夜中の2.3時や明け方になってようやく睡魔がやってきて、朝はなかなか起きられず、日中もぼーっとしてやる気が起きない、というか僕が完全にそうだった。
アトピーで眠れないのはストレスとかヒスタミンとかまぁそんなこんなで、痒いから寝れないんだとかそんな風にしか思わなかったけど、ちゃんと勉強して副腎疲労や自律神経の乱れなど原因となるものがちゃんとわかった。
もちろんストレスやヒスタミンも関係してくるけど、それよりも副腎疲労の方が重要度が高い。
まず、副腎から分泌されるコルチゾールは、朝の目覚めを助ける働きをしています。
~中略~
ところが、副腎が疲れて副腎の機能が衰えると、一日の中でコルチゾールが分泌するリズムが乱れてしまいます。
一方でコルチゾールと対のような働きをしているのがメラトニンというホルモン。
脳の松果体から分泌されるホルモンで、別名「睡眠ホルモン」です。
~中略~
コルチゾールとメラトニンは、よく太陽と月にたとえられます。コルチゾールが太陽、メラトニンが月です。
自然界では、太陽が沈むのとほぼ同時に月が出てくるように、体内のホルモン分泌もこの「オンとオフ」のメリハリが大切なのです。
にもかかわらず、副腎が疲れてコルチゾールの分泌リズムが崩れてしまうと、どうなるでしょう。
なにしろ、活動量の多い日中に分泌されるべきコルチゾールの分泌が低下してしまうので、日中もぼーっとしてしまうことがあります。
しかも、分泌量が減っていくべき夜もそのままダラダラと分泌されているので、相対的に見ると、夜のコルチゾール分泌量が多く感じてしまい、かえって眠れなくなってしまうのです。
夜は副腎も休む時間であるにもかかわらず、コルチゾールの分泌をやめないので働きすぎることになり、ますます副腎は疲れ切ってしまいます。
こうして、ようやくメラトニンが出るころには夜中の3時、4時になっていて、朝起きられない……という悪循環に陥ることになるのです。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
こういう体の仕組みを皮膚科では教えてくれないから、眠れないって言ってもステロイドのランクを上げたり、ストレスを溜めないように、とか適当なことしか言われないので、やっぱアトピーって皮膚科には頼りっぱなしじゃ治らないよなーってつくづく思う。
副腎疲労対策で効果的なもの
副腎疲労とアトピーは切っても切れない関係なので、副腎のケア=アトピーの根治治療ということになります。
そもそも副腎のケアはすべての病気の治療の基本となるので、まずは副腎疲労をなんとかしないとアトピー治療も上手くいきません。
副腎のケアは基本的に体に悪いものを入れないこと。
引き算のケアです。
- 副腎の仕事を減らす
- 副腎をタフにすること
副腎の仕事が減れば、働きすぎて疲れた副腎も休む間ができて元気になっていきます。
副腎が元気を取り戻せるように、体に良いものを取り入れて、副腎がタフになるようにサポートする。
具体的に説明していきます。
糖分を減らす
副腎疲労対策は体に余計なものを入れないことが第一。
糖分は体にとって必要なものだけど、摂りすぎると体の負担は増えます。
糖分を摂ると血糖値が急激に上がります。
血糖値が急激に上がると体はインシュリンを大量に分泌させ、バランスを保とうとします。
インシュリンをドバドバ分泌させることは副腎の疲労にもなります。
その他糖分の代謝には大量のビタミン、ミネラルも消費されるし、血糖値が急上昇、急降下を繰り返すのも体にとってやっぱり良くないので、糖分はなるべく控えた方がやっぱりアトピーにとっても良いです。
そして糖質は腸内のカンジダ菌のエサになるので、腸内環境という点からも良くありません。
パンやパスタなど小麦製品を減らす
パンやパスタ、ラーメンなどの小麦製品に含まれるグルテンも控えた方がいい。
グルテンは炎症の元にもなっています。
小麦を使った食品に含まれるグルテン(小麦たんぱく質)がアレルギーや腸の炎症を引き起こすもとだからです。
腸の炎症を引き起こすグルテンを「入れない」ことで火種を減らし、副腎の負担を減らすことにつながります。
腸の機能が下がっているときに、グルテンをとると、消化吸収にさらに負担がかかり、副腎を働かせてしまうのです。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
さらにグルテンは腸に住むカンジダなどのカビ菌、悪玉菌の大好物です。
小麦製品を頻繁に食べる人は腸内環境も悪くなりがち。
しかもグルテンは中毒性があり、無性に体が欲してしまうのでついつい食べてしまう。
うわーラーメン食べたい!ドーナツ食べたい!とかたまになりませんか? 腸内環境が悪玉菌に偏っていると余計これが顕著になります。
腸内環境の悪化=副腎疲労=アトピー悪化なので、副腎を労わるために小麦製品を控えて腸内環境を悪くしないように気をつける。
菓子パンなどは小麦や砂糖、油に添加物などアトピーにとって最悪な食べ物(おいしいけどね)なのでできるだけ小麦製品も控えた方がベスト。
乳製品を減らす
乳製品に含まれるカゼインも、腸内環境を悪化させる一つの原因です。
乳製品は体に良さそうなイメージですけど、デメリットもあるので、頻繁に取らない方が無難。
寝る前のホットミルクとかも正直あんまり良くないです。
セラトニン、メラトニンの原料となるトリプトファンが含まれるからって飲んでいる人がいますけど、アトピーだと代謝経路が変わってくるからセラトニン、メラトニンを作る代謝経路に回らないので、あんまり効果はないのでオススメしません。
ビタミンB群の摂取
アトピーにビタミンB群が効くとよく言われますが、それは正しいです。
腸の炎症を抑え、腸粘膜を強くするためにビタミンB群は必須だからです。
アトピーでビタミンBが不足するのはなぜか?
それは副腎でコルチゾールを作るときにビタミンB群を大量に消費するからです。
副腎が疲れている人に圧倒的に「不足しているベースの栄養素」はビタミンB群です。
というのも、副腎がストレスや炎症(火事)に対抗するコルチゾールなどのホルモンを生産する過程で、ビタミンB群が大量に消費されるから。
ビタミンB群は体のあちこちで必要とされる栄養素なので、副腎疲労があると、あっという間に枯渇してしまうのです。
~中略~
ちなみに肝臓が代謝するときにも大量のビタミンB群が必要とされますから、ビタミンB群が足りていないと肝臓の解毒機能まで弱めてしまうのです。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
ビタミンB群が足りていないと大脳基底核という脳の一部に影響を及ぼして、不安を感じやすくなります。
細胞内のミトコンドリアを活性化させるにもビタミンB群が必要になります。
とりあえずビタミンB群は不足しないように小まめに摂ることがポイント。
ビタミンはBだけ取ればいいってものじゃないし、いろんなビタミン、ミネラルを総合的に摂ることがおすすめ。
だからベースのサプリメントとしてマルチビタミンサプリを飲むことは副腎疲労、アトピー対策の土台って言ってもいい。
ライナスポーリング博士のスーパーマルチビタミンはこれだけでもビタミンB群はしっかり摂れるし、必要なビタミンミネラルを総合的に摂れるのでアトピー、副腎ケアのベースサプリとして重宝します。
分子栄養学の生みの親のライナスポーリング博士の考えに基づくサプリなので信頼性もあるので僕はこれが一番好きです。
海外のサプリの中でも小さめのサプリなので、全然飲めます。
iHerbという海外のオーガニックに特化した健康食品、サプリ、化粧品、自然食品の通販サイトから買えばAmazonよりも安く買えるので、僕はこっちでいつも買います。iHerbは紹介クーポンというのがあるので、下のリンクから買えばさらに安くなりますよー
亜鉛の摂取
アトピーは亜鉛不足でもあります。
亜鉛をとってアトピーが治った例もいくつもあります。
僕がさっきから引用している本間涼子、本間龍介著『老化は副腎で止められた』にも亜鉛の重要性が説明されています。
亜鉛は人間の約2万個ある遺伝子のうちの1%、200この遺伝子に補酵素(酵素を働かせる作用)として働き、タンパク質の合成や免疫機能の維持、ホルモンの分泌に必要なミネラルです。
上皮細胞の再生や新陳代謝に欠くことのできない栄養素なので、亜鉛不足になると炎症や傷の治りが遅れることがあります。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
また、亜鉛は有害物質の毒性を抑えて排出してくれるデトックス作用もあるので、副腎疲労、腸内環境、肝機能、アトピーすべてに絡んでくる大事な栄養素です。
ちなみにさっき紹介したライナスポーリング博士のスーパーマルチビタミンにも亜鉛はしっかり入っているので、こいつに死角はない。
ほんと優秀な。
オメガ3脂肪酸の摂取
魚や亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸には腸の粘膜を修復させる力があります。
「腸の粘膜を強くするには、何を食べればいいですか?」
そんな質問をよく受けます。
リーキーガットの治療で外せないのは、ずばり魚油(フィッシュオイル)です。サバ、サんマ、サケ、イワシなどの脂肪分の多い魚に含まれ、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3系の不飽和脂肪酸を多く含んでいて、抗炎症作用が強いものです。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
オメガ3系脂肪酸は炎症を抑える力があるのでアトピーに良いとされていますが、実は腸の炎症にも効果があるんですよね。
また、脳の状態を整えるのもオメガ3脂肪酸。
ビタミンBと一緒で、オメガ3系脂肪酸が足りないと脳は不安感を感じやすくなります。
心や感情、ストレスも栄養でなんとかできるんです。
逆に栄養が足りていないと心にも影響が出てくるんです。
ただ、毎日魚を食べるのはちょっと大変だし、そういう場合は亜麻仁油などで摂取しても良い。
ただ、亜麻仁油にはDHAやEPAの元になるリノレン酸が含まれている良い油なんだけど、DHAやEPAそのものは入っていない。
それならDHAやEPAをそのまま摂取できるサプリの方が効果は高い。
でもそこら辺のサプリはDHAの配合量が多く、EPAがあまり含まれていないものが多い。
炎症を抑えるのはEPAの方が重要なのでEPAの含有量が多いものを選ぶのがポイント。
いろいろ調べたけど佐藤製薬の美健知箋EPA&DHA(ビケンチセン)がEPAの配合量も多くて使ってます。
大手製薬会社のものなので安心だし、安いけど効果のない物使う方がお金の無駄なので信頼して使っています。
初回は1000円で買えるから気軽に試せるのもポイント高い。
オメガ3系脂肪酸はこっちにも書いてますよ。
亜麻仁油でアトピーが悪化した、効果ない。じゃあDHA、EPAサプリも試してみた?
良質なタンパク質の摂取
ビタミンやオメガ3脂肪酸は超重要だけど、細胞、ホルモンの原料となるのはやっぱりタンパク質です。
セロトニンやメラトニンもタンパク質から分解されたアミノ酸から作られます。
タンパク質は食事から摂取するのは意外と大変で、プロテインで摂取することがベスト。
プロテインは筋トレしている人やボディービルダーだけに必要なものではなく、アトピーに悩む人にも必要なものです。
僕も妻も植物性と動物性両方のプロテインを飲んでいます。
アイソプロはWPI(ホエイプロテインアイソレート)という製法で、普通のプロテインよりもさらにろ過し、炭水化物と脂肪、ラクトース(乳糖)をかなり取り除いたプロテインなので、腸の負担も一般のプロテインに比べると軽い高品質なプロテイン。
カゼインのこともあるしアトピーだとそこらへん気になるけど、これなら比較的安全。
しかも市販のプロテインの中でこの品質だとかなり安いので超おすすめ。
植物性のソイプロテインだけど、こっちは抗酸化物質やビタミンミネラルが豊富に含まれているので、タンパク質の吸収をサポートしてくれるし、美容健康効果も期待できる。
ただコスパはあんまりよくないけど、これも体に嬉しい成分ばかりなので、調子良いし植物性ならスーパーフードプロテインがアトピーにおすすめ。
寝る前のスマホやパソコン、テレビなどを控え、規則正しい生活習慣を
副腎疲労の代表的な症状に不眠があります。
夜遅くまでスマホやパソコンのブルーライトを浴びていると、睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されにくくなります。
そうするとなかなか寝付けなくなります。
通常なら夕方から徐々に分泌され始めるところが夜中になってようやく分泌され始めるので、それまで眠気が来なくなります。
しかも、朝方に分泌されるはずのコルチゾールも昼ごろになって分泌されるようにずれ込んでしまうので、朝は起きられないし、日中もぼーっとする。
アトピーがかなり悪い時は眠れないし起きれないしひどかったけど、副腎をケアすればアトピーでもちゃんと眠れるし起きれるようになった。
あと、肝機能が低下していても不眠になるので、肝臓のケアも同時に行うこと。
といっても肝臓のケアも副腎のケアも基本的には同じなので、特に分けて考える必要もないです。
ちなみにビタミンBが不足しても不眠になるので、ビタミンの摂取も忘れずに。
生活習慣としては朝はできるだけ朝日を浴びて、寝る前はパソコンやスマホを控えるだけでも、メラトニンやコルチゾールなどのホルモン分泌を正常化させることができるので、布団の中で「アトピーの治し方 アトピー 眠れない」とかいつまでも検索してないでスマホは置いとくことが一番ですよ。(やりがちだけどね)
副腎疲労対策で一番効果があるのは腸内環境改善
副腎疲労対策に効果のあることをいろいろ書いてきたけど、一番のケアはやっぱり腸内環境を整えることが最高の副腎ケア。
副腎のケアには順番(ステップ)があります。
- ステップ1 腸の状態を整える
- ステップ2 肝臓の負担を減らす
- ステップ3 副腎をサポートする内分泌系を元気にする
- ステップ4 細胞を元気にし、脳を整える
なぜ、腸からスタートするかというと、食べものの「入り口」だからです。
副腎でつくられるホルモンは、私たちの口から入る食べものによってつくられます。
そして、その食べものが消化・吸収されるところは「腸」です。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
まずはすべての元となる腸にアプローチしていくことが副腎疲労の治療のベース。
腸の機能改善なしには副腎疲労もアトピーも良くならないってことです。
肌へのアプローチだけでは対処療法にすぎず、もっと根本的な治療、副腎疲労=腸内環境に目を向ければアトピーだって治らない病気じゃありません。
僕が腸内環境、腸内フローラだ乳酸菌だうるさいのは、分子栄養学、栄養医学、自律神経のバランス、肌へのアプローチ、副腎のケア、免疫力などいろんな本を読んで調べた結果、やっぱりどの分野でも「腸」を一番に考えていることがわかったから。
全ての治療のベースになるのはやっぱり「腸」なんです。
肝臓のケアも胃腸の健全化がカギ
腸の状態を整えた後は肝臓のケアに移ります。
肝臓は解毒が主な作業なので、いかに肝臓の負担を減らすかが重要になってきます。
それはさきほど書いた「体に悪いものを入れない」引き算のケア。
そして、肝臓のエネルギーになるビタミンB群や亜鉛などの各種ビタミンミネラルの摂取。
そしてなにより腸内環境の正常化です。
腸が悪いと肝臓の負担が増えるので、肝臓の機能を上げるには腸内環境を良くすることが必要不可欠です。
肝臓の負担を減らすには、体の中にアンモニアを増やさないことが大切です。
毒素のひとつであるアンモニアが多くなると、肝臓が解毒に大忙しになるからです。
アンモニアの元をたどっていくと、「腸」に行きつきます。
腸の状態が悪くなり、悪玉菌が増えて腐敗が進むと、有害物質であるアンモニアを発生させます。
アンモニアは、腸管から吸収されると全身を駆け巡り、肝臓にも影響を及ぼします。
だから、副腎のケアは「腸を整える」→「肝臓の負担を減らす」というステップを踏んでいるわけです。
本間涼子、本間龍介著:老化は副腎で止められたより引用
アトピーは脂肪肝になっていたり、腸トラブルと同様に肝臓のトラブルになっている場合が多いです。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるように、不調があっても痛みや実感もないので気づきにくいですが、腸内環境が悪いアトピーでは肝臓も確実にダメージを受けています。
腸内環境を整えて肝臓のケアをすることで、副腎のケアにもつながるので、肝臓ケアのスタート地点もやっぱり「腸」からなのです。
腸内環境を整えるには乳酸菌の摂取が一番
腸内環境を整える方法は、基本的にはさきほど書いた体に悪いものを入れない引き算のケアがベースになります。
体に悪い物=悪玉菌の好物なので、できるだけ悪玉菌のエサになるグルテンや砂糖、悪い油などを減らして、善玉菌のエサになる体に良いものを摂る。
毎日の食事に気を使うのも大変なので、一番簡単で確実なのが乳酸菌サプリの摂取です。
アトピーには乳酸菌がおすすめってやたらと言われて、メーカーの陰謀かな?とかちょっと胡散臭いけど、副腎疲労の面から見ても実に理にかなっているんです。
乳酸菌の摂取、腸内環境の改善はアトピーの民間治療の一つと思われがちだけど、海外の抗加齢医学界や栄養医学的に考えると治療の大前提なので、治療法というかやって当然のものという認識です。
アトピーの副腎疲労対策におすすめの乳酸菌サプリは善玉元気
乳酸菌サプリも多すぎてどれを選べばいいか正直よくわからないと思う。
正直僕もいろんなメーカーの乳酸菌サプリを試してきたけど、なかなかしっくりくるものがなかった。
良いと言われればいいけど、果たして効果あるんかこれ?
そんな感じで効果を実感できた乳酸菌サプリは少ないです。
初めに効果を感じられた乳酸菌サプリはアレルナイトプラス。
高いから使うのをためらっていたけど、やっぱ高いだけあって効果は実感できた。
成分的には最高のもの!ってわけではないと思うけど、アトピーや副腎疲労の不眠に効く各種ビタミンなどの成分も十分に入っているためだと思う。
まぁでも他にも良いものないかな~って辿り着いたのが【善玉元気】。
今もずっと使っている現時点で最強の乳酸菌サプリです。
まず、なんでほとんどの乳酸菌サプリが素晴らしい成分が入っているのに効果がないのかというと、もともと自分の腸に住み着いている乳酸菌じゃないと腸に定着しないから。
自分の腸に住み着く乳酸菌は生後約1年ほどで決まります。
この間に様々な菌を取り込むことで、腸に住む乳酸菌を増やし、その後の人生で腸に住む乳酸菌が確定します。
だからその時に決まった乳酸菌(マイ乳酸菌)以外の乳酸菌を大人になってから摂取しても腸に住み着くことはありません。
どんな乳酸菌だろうと摂取すれば腸内の乳酸菌は活発になりますが、もともといる乳酸菌じゃない場合、それは一時的なもので時間が経てば腸を通過してしまいます。
どんな良い乳酸菌だろうと、○○という乳酸菌がアトピーに効果があると発表されても、腸に住み着かなければ効果は半減です。
自分にあった乳酸菌を正確に調べる方法もないし、この乳酸菌は自分に合うかも…なんていろいろ試すのも正直めんどくさいし効果もないかもしれない。
善玉元気は自分の腸に元々いる乳酸菌を増やすことに着目した乳酸菌サプリ。
乳酸菌の一番のエサは短鎖脂肪酸というものなのですが、これを与えることで自分の腸に元々いる乳酸菌を増やせるんです。
しかも短鎖脂肪酸は、発がん物質を生成する悪玉菌(腐敗菌)の繁殖を抑えることが報告されています。
善玉菌を増やして悪玉菌を減らすこともできるまさに攻守一体型の万能な乳酸菌サプリ。
一般の乳酸菌サプリは乳酸菌の種類、~に効果のある乳酸菌、乳酸菌の量などで勝負していますが、自分の腸内の乳酸菌を増やすために作られたのは今のところ善玉元気だけです。
善玉元気は短鎖脂肪酸だけでなく、無農薬栽培の大豆からとられた豆乳を、16種35株のエリート乳酸菌・ビフィズス菌により発酵させ抽出した乳酸菌発酵エキスも含まれているので、優秀な乳酸菌もちゃんと摂取できる。
しかも2014年に日本薬学会でも、乳酸菌発酵エキスを服用すると肌の保湿力が向上した結果が発表されているので実はエビデンスもちゃんとあるんだよね。
昔はやたらエビデンスにこだわってたんだけど、最近は医療業界だけで考えなくなったんでエビデンスが絶対!とは思わなくなってあんまり気にしなくなったけど、やっぱりエビデンスがあればそれだけ信頼性はあるし、お金をかけるものだし一つの目安にはなる。
必須アミノ酸、遊離アミノ酸、ビタミン、抗酸化物質など352種の有用な成分が含まれているので、これだけでアトピー、副腎疲労に必要な栄養のほとんどを摂取できるので、ベースのサプリメントにもなります。
この1本のサプリメントで便秘・肌荒れ・口臭・体臭・眼精疲労・老化 をケアする成分を贅沢に配合しているので、オールインワン美容サプリとでも言えばいいですかね。
だから善玉元気なら自分に合う乳酸菌がどうとか考えなくていいし、自分の腸にいる乳酸菌を増やせるので確実に腸内環境を良くできる。
ただ、デメリットというか難点はAmazonや楽天では売っていなくて、公式サイトでしか手に入らないこと。
まぁ公式サイトから買えばいいから別に問題はないけど、通常価格は6980円と一般の乳酸菌サプリメントに比べるとちょっと高い。
定期購入なら5400円と1500円安くなるけど、それでもまだ高い部類には入る。
ただ、初回は3980円で買えるし90日間の返金保証がついているから、お試しで頼む分には金銭的なリスクはない。
ぶっちゃけ高いけど、それだけ良いものだし、アトピーにしろ副腎にしろ栄養療法にしろ自律神経にしろ「腸内環境を整えること」が一番重要なポイントなので、ここにはしっかりと対策するべきなので、一番良いものを使いたいと僕は考える。
てか安い乳酸菌サプリでも自分の腸にいない菌ならあんまり意味ないしそっちの方が割高になると思っているから、それだったらちょっと高くても確実に自分の腸の乳酸菌を増やせる【善玉元気】の方が結果的に良い。
腸の状態が良くならないと高い保湿剤や他のサプリだって効果半減だしそっちでお金が無駄になるからね。
善玉元気についてはこっちに詳しくまとめてます。
副腎疲労まとめ
副腎疲労についてざっくりだけどちゃんと説明しようとしたらすごく長くなってしまったので、簡単にまとめます。
- 現代人は副腎を働かせすぎで、副腎が弱ると体全体の調子が悪くなる
- 副腎のケアはすべての病気の土台となっていて、海外では副腎ケアは常識となっている
- アトピーは副腎疲労になっている
- 不眠、不安、ストレス、朝起きれない、だるい、眠いなどアトピーの症状と副腎疲労の症状は一致する
- 副腎が疲労すると腸や肝臓も悪くなる
- 副腎のケアは体に悪いものを入れないこと
- 糖分、小麦製品、悪い油を減らす
- 腸内環境を整えることが一番の副腎ケア
- 腸が良くなれば肝臓も副腎も良くなる
- 腸内環境は乳酸菌サプリが一番効果的
- 副腎、腸、肝臓を強くするにはビタミンB群、オメガ3系脂肪酸、亜鉛、タンパク質なども摂取する
こんな感じですね。
基本はやっぱり余計なものを体に入れないこと。
結局はこれが一番体に悪い。
でもある程度はしょうがないので、ちゃんと解毒できるように腸と肝臓を強くして、副腎も強くしていく。
副腎疲労を放置したままだと、アトピー治療も上手くいかないのでアトピー治療の出発点もまずは腸から。
乳酸菌サプリで腸でしっかり栄養を吸収できるようになれば、すべてのサイクルがうまく回るようになるのでアトピーも副腎ケアもまずは腸がスタート地点。
同時にビタミンB群、亜鉛、オメガ3系脂肪酸を摂ることで腸も肝臓も副腎も機能が向上しタフになっていく。
副腎疲労が治れば生活の質が一気に跳ね上がるし、他のアトピー対策もどんどん効果が出始めるので心も体も元気になる。
ていうか副腎と腸が気持ちをコントロールしているから。
ポジティブ思考に変わりましょうとか言われても、副腎と腸が元気にならないとそれも無理な話だからね。
副腎疲労と腸、体全体の関係をちゃんと伝えたくて長くなりすぎてしまいましたが、副腎疲労と腸内ケアは裏切らないんで、くそめんどくさい人は善玉元気だけでもいいから試してみてほしいです!
ここまで読んでくれてありがとうございました!