腸内環境改善の効果的な方法!水溶性食物繊維が鍵!

      2016/12/05

青空と木々と芝生

腸内環境改善が大人アトピーの治療で一番大切だと思っています。食事を変えたりサプリや健康食品を摂ったりすることって結局腸内フローラを活性化して腸内環境を整えるから効果があるんだと思っていますし。

ビタミン剤とか飲んでもそのまま全部吸収されて使われるわけじゃないですからね。アトピーの治療はまずは栄養がちゃんと消化吸収される健康な良い状態を作っていくことから始めましょう!

一番まずいのは食べ過ぎだっていうことは前回お話しましたね。今回は腸内細菌、善玉菌を増やす方法です。

結論を先に言うと水溶性食物繊維とオリゴ糖が腸内細菌、善玉菌のエサになるので、これらを積極的に摂りましょう!

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そもそも食物繊維とは?

食物繊維は炭水化物の一種ですが、人間の消化器官では消化吸収できない難消化性の多糖類なので、以前は重要視されていませんでしたが現在では炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンの五大栄養素に次ぐ第六の栄養素と呼ばれるほど重要な働きのある栄養素だということが認められました。

食物繊維の主な働きはコレステロールや血糖値を下げる働き、動脈硬化や大腸癌、糖尿病や高血圧の予防、便秘や虫歯などがあります。

野菜をあんまり食べない人とか食生活が悪い人は必然的に食物繊維が不足しているから、食物繊維を摂るだけでけっこう体の不調が改善するようなので、とりあえず取っておいて間違いないです。

 

食物繊維には2種類ある

水に溶けにくい不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維とに分けられます。

それぞれ働きは違うんだけれど、どっちか片方だけ取ればいいということではなく、バランスよく摂取しましょう。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の理想的なバランスは2:1と言われています。まぁこのバランスもあまり神経質にならないでいいです。あくまで目安です。

不溶性食物繊維の働きは水分を吸着する性質があり、その結果便の量を増やし、大腸の蠕動運動を活発にして排便を促します。便秘に効果があるのは不溶性食物繊維の働きですね。排便を促すので、大腸内と毒素、有害物質の接触時間を短くしてくれるので、毒素が体に取り込まれにくくしてくれます。イイヤツ。

もう一つの水溶性食物繊維なんですがアトピー性皮膚炎ではこっちの働きが重要。

主な働きは毒素や有害物質、コレステロールなどを排出してくれます。デトックス効果ですね。血中コレステロールを下げることで様々な病気になるリスクを下げてくれます。それと善玉菌である乳酸菌が繁殖しやすい環境を作ってくれます。逆に大腸菌などの悪玉菌の繁殖を抑えてくれるので、腸内フローラをキレイに整えてくれるのです。

まさに腸内環境改善の強い味方。水溶性食物繊維の働きはまだまだある。なぜアトピーに効果があるのかは次で詳しく説明します。

 

水溶性食物繊維がアトピー改善に効果がある理由

食物繊維はとても大事な栄養素ってのはわかったけど、そんなことよりアトピーに効果があるかないのかが重要ですよね。

先に言うと水溶性食物繊維の働きはアトピーに対して効果があるものばかりです。腸内環境を整えてくれる(整腸作用)のでアトピーには効果抜群です。成人型アトピー患者に対してもとっても有効な対策です。

 

水溶性食物繊維は腸内細菌のエサになる

腸内細菌は水溶性食物繊維をエネルギー源とし、活動力を高めていますので食物繊維を摂ると腸内細菌が元気になって腸だけでなく体全体を元気にしてくれるのです。食物繊維は腸内細菌、善玉菌のエサということ。

腸は食物繊維を消化できないから直接体の栄養になることはないけど、腸内細菌は水溶性食物繊維を発酵させて短鎖脂肪酸などの有機酸を作り出します。短鎖脂肪酸についてあとで説明します。

 

乳酸菌が増えると体は元気になる

善玉菌の代表格である乳酸菌。

乳酸菌を増やすということは善玉菌の働きを活性化させます。すると、日和見菌が善玉菌の味方をし、悪玉菌の異常繁殖を抑えてくれます。

さらに乳酸菌の細胞壁には強力な免疫増強因子があり、免疫細胞の働きを強くしてくれます。

乳酸菌が元気なら免疫細胞も元気に働いてくれます。

 

乳酸菌はオリゴ糖が大好き

善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌のエサは食物繊維ということはお話しました。その水溶性食物繊維の中でも一番良いエサはオリゴ糖です。食物繊維を摂って乳酸菌を増やしましょうってことなんですけど、乳酸菌が増えやすのに効果的なのはオリゴ糖なんですよ。

これも説明するとちょっと長くなるんですけど、ようは分子量の大きさの違いです。分子量が小さいオリゴ糖を摂った方が乳酸菌増えますよーってことです。

 

腸のエネルギーとなる短鎖脂肪酸が作られる

短鎖脂肪酸が作られる過程

http://guar-fiber.net/function/%E8%85%B8%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E7%B4%A0/より引用

 

有機酸の一種である短鎖脂肪酸はおもに酪酸、酢酸、プロピオン酸などがあり、健康増進に重要な良い働きをしてくれます。

食物繊維は体のエネルギーにはならないけど、食物繊維から作られる短鎖脂肪酸は腸のエネルギー源になります。大腸の粘膜を刺激して蠕動運動を促す働きががあります。蠕動運動がちゃんと行われている腸では腸内細菌が餌を得やすいので腸内フローラがよくなり、免疫機能が活性化するという仕組みです。

 

短鎖脂肪酸の働き

http://guar-fiber.net/function/%E8%85%B8%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E7%B4%A0/より引用

 

短鎖脂肪酸は腸だけじゃなく体全体で必要な栄養素ということが最近の研究でわかってきました。筋肉、肝臓、腎臓などの組織のエネルギー源としても使われるので、腸内細菌の働きが滞って短鎖脂肪酸の生成量が減ると、体のあちこちで不調が起こります。これがアトピーの原因や悪化のひとつになっているのです。

 

食物繊維の代謝の過程で水素が発生する

水素の効果といえば抗酸化力ですね。活性酸素という言葉もだいぶ浸透してきたように感じます。簡単に説明すると活性酸素というのは体をどんどん酸化させていく物質。老化というのも活性酸素によって体内が酸化していくことなんですよね実は。いつまでも若い人は抗酸化力を高めてこの活性酸素による害を減らしているからなのです。アトピーの人はストレスもかなりあるので活性酸素の害を受けやすいです。というか活性酸素はほぼ確実にアトピーを悪化させています。

食物繊維と水素がどう関係しているかというと、腸内細菌は食物繊維を発酵させる過程で大量の水素を発生させることがわかっています。この水素は活性酸素と結びつくと水になり、活性酸素の害を無力化してくれます。もちろん活性酸素によるアトピーの悪化を食い止めてくれます。

水素を外から取り入れるのは有効だと思いますが、人工的に水素を充填して作る水素水は工場で作られた時から水素が抜け始めます。さらに一度開けてしまえば飲み切ってしまわないと水素が抜けてしまいます。そしてなによりも高価です。

効果はあっても高額な水素水にお金を払い続けるのは大変ですよね?

それよりも腸の中には水素を発生させる細菌が住んでいます。腸内細菌が大量の水素を作ってくれれば害を大きく減らしてくれるので高額な水素水に頼るよりも、腸内環境を整えて、体の中で水素を発生させる方がいいと僕は思います。

水素水が効果ないといっているわけではないですよ!余裕のある人は普段の飲み物を水素水に変えればより効果があると思います!

 

まとめ

腸内細菌を増やして腸内環境を整えるために水溶性食物繊維を摂る事で大人アトピーにも効果がある。

善玉菌であるビフィズス菌、乳酸菌を増やすにはオリゴ糖がおすすめ。オリゴ糖についてはこっちに詳しく書いてます。

オリゴ糖で腸内環境改善!アトピーにオススメのオリゴ糖サプリと効果

善玉菌が増えると免疫細胞の働きが強くなり免疫力が上がる。

食物繊維から作られる有機酸である短鎖脂肪酸には腸だけではなく体全体が元気になる。

食物繊維から水素が作られるので活性酸素の害を減らしてくれる。

いかがですか?食物繊維にはすごい力があるでしょう?食物繊維のメリットって便秘解消ぐらいのものだと思われがちなんだけど、実はもっといろんな効能があるんですよね。

それとよくオリゴ糖がアトピーに効くと言われているのはこういった理由があるからなんですね!

なので積極的に食物繊維を含む食材を食べましょう!

一度に食べ過ぎるとお腹が緩くなったりするので、その辺だけ気を付けてくださいね!

 - 腸内環境