水道水は安全?塩素がアトピーや腸内環境を悪化させる?

      2017/01/08

水道水

水道水の安全性とミネラルウォーターについては前回書きました。

日本の水道水は安全で塩素も人体には無害と言われているですが、それでも僕は健康のため、アトピーを悪化させないためには水道水はできるなら飲まない方がいいと思います。

今回はその水道水とアトピーと腸内環境のことに触れていきます。  

水道水の危険性

水道水には塩素が入っています。塩素の効果で大腸菌や様々な有害な菌を消毒、殺菌しています。

だから塩素を使わないと私たちは水道を使えません。 残留塩素が問題視されますが、日本の基準はとても厳しい基準で、まず問題ありません。

この辺は前回の記事で詳しく説明しています。

残留塩素の危険性を煽っているメーカーや民間療法業者もたくさんいますが、日本の残留塩素の危険性を決定づける科学的な根拠や論文はありません。

ですが、それでも僕は水道水はなるべく飲みたくありません。

水道管や貯水槽が不衛生

一昔前と比べて、現在の浄水技術はとても進化し、水道水はより安全なものとなっています。

ですが、水が通る水道管の汚れや腐食による有害物質の害などを考えるとあんまり飲みたくないですね。

水道局は浄水場から各家庭までの水道管は定期的に清掃を行っているようです。(どこまで徹底しているかは定かではない)

しかし、家庭内の水道管は範囲外なのです。 で自分の家の水道管ってどれぐらい汚れているかってあんまり想像できないじゃないですか?

もう恐ろしいぐらい汚れています。 水道管 汚れ とかで検索すると怖い画像がたくさん出てきます。

でこれがマンションやアパートならもっと悲惨です。 築年数が長い建物ならそれだけ配管の腐食も進んでいます。水道管の中は有機物や鉄分、錆や水垢や塩素化合物、バクテリアや菌の死骸などが蓄積されて地獄絵図になっています。

そして、貯水槽。これがもうほんとに怖い。 マンションやビルなどの建物では、水道水を一旦貯水槽に貯めてから各階へ届けます。

この貯水槽がかなり不衛生で、清潔に管理されていない場合が多いです。

この貯水槽の管理も基本的には建物の所有者が管理することになっています。 水道局の仕事ではないんですねー。

一応水道法で10トン以上の貯水槽を備えた給水設備は1年以内ごとに1回、厚生労働大臣指定の検査機関などによる定期検査や清掃が義務付けられています。

しかし10トン以下の貯水槽には義務付けられておらず、管理者に任せとなっています。 10トン以下の小規模受水槽の点検清掃率は3%といわれています。残りは放置です。怖すぎません?

「でもそれなりに管理されているでしょ」って思うかもしれませんが、マンションの貯水槽って僕たちが思っているほど管理されていないし、不衛生です。

虫やコケやカビが生息していたり、酷いところだと鳥や猫が侵入したりします。まぁここまでひどいことはあまりないケースかもしれませんが。

こんな不衛生な水は体にもアトピーにもいいはずがない!と思って僕はこれを知って水道水を飲むのをやめてすぐに浄水器つけました。

いくら水道水が安全って言われても貯水槽や水道管内で雑菌と有害物質だらけになっているかもしれないからです。

塩素が腸内環境を悪くする?

前回の記事で塩素は人体には無害と書きました。 科学的根拠がない以上は健康な人には塩素の有害性がないと今のところ出ている結論です。

ですが、アトピー患者ならどうでしょう? 腸内環境もボロボロで、免疫力も低下しているアトピー性皮膚炎患者にも無害なのでしょうか?

塩素は無害と言う人もいるし、塩素は体に悪い!と言い張る人もいます。

水道法では定められた残留塩素濃度の基準内なので、体への影響はないとされています。

そして、今のところ塩素が人体に悪影響を及ぼすというエビテンス(科学的根拠)はないです。

僕は今まで科学的根拠のないものは信じないスタンスだったのですが、エビテンスを得るだけのために論文が発表されたり、研究にも製薬会社や学界やメーカーなどいろいろなところが絡んでいて、違う方向の意見や研究の結果を認めない動きがあったりするということ知って、エビテンスが絶対ではないと思うようになりました。(科学的根拠はかなり参考にしますし、否定するわけではありません)

あくまで素人の僕の考えですので間違っているかもしれません。

でなんで僕が科学的根拠がないのに塩素が体に悪いと信じているのかなんですが、実際に自分が水道水を飲むのをやめたら体の調子が良くなってアトピーが軽減してきたからです。

感染免疫学や寄生虫学の研究をしていて、腸内細菌や水、人体や健康について本も出版されている藤田紘一郎先生の本にも水道水の危険性が書かれています。

今までは漠然と水道水は避けた方が無難だろうなぐらいの認識だったんですけど、藤田先生の本を読んでなんで水道水を避けた方がいいのかがハッキリし、確信が持てました。

藤田紘一郎先生の本はとても面白く参考になるのでおすすめです!

塩素が腸内環境に良くない理由

殺菌消毒のために塩素を水に入れます。そして塩素の量は水源の汚染具合に比例して増えます。塩素の量が殺菌に不十分だと意味がないのでまぁこれは当然なんですが、問題は塩素の量の上限が決められていないのです。

極端な話どれだけ入れてもいいのです。最低限入れなければならない量は決まっているのにこれ以上入れてはだめですよっていう決まりがないのはないのは変な話ですよね~。

まぁ水源の汚染度は場所によって違うし季節や状況によって菌の量も変化するし、管理が難しいなどの理由なんですかね。

一応水道法で設定されている塩素量の下限は、塩素量は家庭に届く時点で遊離残留塩素濃度を0.1ppm以上となっています。

残留塩素の上限は水道法で管理されている水質基準(絶対に守らなければならない基準)とは別の水道管理目標設定項目で1mg/L以下と設定はされています。

水道管理目標設定項目とは快適水質項目とも言われ、水質管理上注意する項目だか、絶対に守らなければならない水質基準よりは弱い項目。なんだかややこしいですね。

残留塩素の量については一応設定してあるけどそこまで厳しく管理されてない。

場所によってはこの基準以上の残留塩素が出ることもあります。ぐらいの基準だと思います。

もちろん地域によって独自に厳しく管理しているところもあると思いますよ。

残留塩素は浄水場から離れれば低下していきます。逆に浄水場に近いところは残留塩素濃度が高い傾向があります。

水道水のカルキのにおいは残留塩素のにおいですので、カルキ臭がきついなと思うところは浄水場からの距離が近かったり、残留塩素の量が多いとにおいも強くなります。

残留塩素は細胞を破壊する 塩素は水に入れると次亜塩素酸と塩酸になります。

次亜塩素酸には強い酸化作用があり、物質の分子構造を変化させます。この酸化作用により、タンパク質やビタミンCが破壊されるのです。

安全に水を飲むことが出来るように塩素が投入されているわけですが、細菌を死滅させる塩素は体の細胞も破壊してしまうのです。

大腸菌などの細菌を死滅させる強い酸化作用を持った塩素は腸の粘膜を傷つけ、腸内細菌も減らしてしまい、腸内フローラを乱れさせます。免疫細胞が作られるのも腸です。腸内フローラが荒れた腸では免疫細胞がうまく作られず、体の免疫力は低下していきます。

さらに塩素は活性酸素を生み出します。活性酸素は細胞や血管を傷つけ、さまざまな生活習慣病の原因にもなっています。

もちろん腸内細菌も破壊し腸内環境さらに悪化していきます。

そして腸内環境が悪くなった腸は、腸壁の傷が修復されなくなり、そこからタンパク質や有害物質が漏れ出し、アトピーやアレルギーが起こる原因のひとつになります。

水道水が安全な水であるためには残留塩素が一定以上ないとだめなのですが、残留塩素が多い水を毎日飲むのはやっぱり体に影響が出ると思うのです。

安全な水道水の飲み方は?

よく塩素をなくすために一度水道水を沸騰させてから飲む人いますよね?

確かに水を沸騰させると塩素はなくなります。ですのでカルキ臭が気になる方は煮沸すれば臭いはなくなります。煮沸する場合は沸騰してすぐ火を止めるのではなく、15分ほど沸騰させ続けないと塩素は消えません。

しかし塩素がなくなると殺菌作用がなくなるので長い間置いておくと菌が増殖しますので、あまり長時間置かずに飲んだ方がいいです。 また、塩素はなくなりますがトリハロメタンや他の有害物質は残ります。

あとは沸騰させることで水に含まれるミネラルやカルシウムなども損なわれます。塩素は沸騰させなくても自然と減っていくので、水道水をすぐ飲むのではなく、季節にもよりますが24時間ほどで塩素は減りますので、一旦汲み置き水として飲むのもいいと思います。

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まとめ

水道管や貯水槽の不衛生なところもある。

残留塩素が体に悪影響を及ぼしたという科学的根拠はないが、塩素が腸内環境を悪くさせ、アトピー性皮膚炎悪化の原因のひとつになっていると思う。

まぁこれは僕個人の考えですのでね。エビテンスがないものには声高に言えないので。

ただ僕は藤田紘一郎先生の本を読んですごく納得したのと、僕自身が水道水を飲むのをやめたらけっこう良くなったんで、水道水の塩素は腸内環境を悪くし、アトピーの症状を悪化させている一つの原因だと思っているんですよね。

もちろん、ミネラルウォーターを飲むだけでアトピーが治るわけではありませんし腸内環境が良くなるわけではありません。なかにはそれだけで治っちゃった人もいるだろうけど。

水選びに過剰になりすぎると疲れますし逆効果ですけど、毎日飲む水は体に良い水を選びたいですよね。そのうち自分にあったお気に入りの水が見つかると思いますよ!

今よりも腸内環境を良くするために水道水を避けるのは健康のため、アトピーを治すための選択としては正しいと思います!

 - アトピーと水, 腸内環境